株式会社医学書院 (所在地:東京都文京区、代表取締役社長:金原 俊)は、新刊書籍『TAKING CARE 看護の知が社会を変える』(原著:Sarah DiGregorio/訳:山下 麻衣 ・ 藤原 哲也)を2025年11月17日に刊行しました。
◆ 気鋭のジャーナリストが看護の歴史を紐解きながら、その大きな可能性を魅力的に伝えます
- 看護師の持つ大きな可能性、あなたは知っていますか?
専門職としての知識・技術を駆使して働く職業にもかかわらず、医師の「お手伝い」扱いされることもある看護師だが、実は社会を変える可能性を持つ人々でした。
本書で語られる物語から、看護が人間社会の根幹の1つであることがわかります。看護師に支えられている社会の一員として誰もが知るべき、看護師のポテンシャルが明かされます。
◆書誌情報
- 書名:TAKING CARE 看護の知が社会を変える
原著:Sarah DiGregorio/訳:山下 麻衣 ・ 藤原 哲也
発行月:2025年11月
判型:A5変型 頁数:288
定価:3,300円(本体3,000円+税10%)
ISBN:978-4-260-06265-7
発行元:医学書院
詳細・サンプル: https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/115371
- 目次
第1章 看護の起こり-看護することは人間であること:歴史を取り戻す
第2章 ヒエラルキー-大きな嘘:基本は女性、常に従属
第3章 アイデンティティ-看護師とは誰か? ケアの権利をめぐる戦時下の闘い
第4章 コミュニティ-図書館、教会の地下室、アパート:日常生活における看護の実践
第5章 終焉:治療の先の看護-ホスピスが約束する革新的なケア
第6章 自己決定権-選択のための闘い:看護師、避妊、中絶についての複雑な物語
第7章 環境-未来を見とおす:気候変動と看護の役割
第8章 依存症-生き続けること:根本的受容は薬物依存治療にどのように役立つか
第9章 集団-私たちは天使ではない:労働としての看護
第10章 看護の力-リーダーシップの発揮:優れた看護師が主導することで社会にもたらすものとは
エピローグ 愛の実践
【株式会社医学書院について】
1944年の創業以来、「専門書出版社としての役割と責任を自覚し、医学・医療の進歩に必要な専門情報を的確に伝え、医学・医療の発展と社会の福祉に貢献すること」を使命として、常に最新の医学・医療情報を提供しています。
治療年鑑『今日の治療指針』、看護学生向け教科書シリーズ『系統看護学講座』など幅広い領域の専門書籍・雑誌を出版しており、毎年百数十点におよぶ書籍を刊行しています。近年では、Web配信サービス、電子書籍、電子雑誌、セミナー、オウンドメディアなど様々な形でのコンテンツ作成に取り組み、多くの医療専門職、学生の方々からご支持をいただいております。