聖心女子大学日本語教員課程が文科省から「登録実践研修機関」「登録日本語教員養成機関」に認定 ― 国家資格「登録日本語教員」の取得に際して基礎試験と実践研修が免除



聖心女子大学(東京都渋谷区、学長:安達まみ)日本語教員課程は2025年10月31日付で、文部科学省総合教育政策局日本語教育課により「登録実践研修機関」ならびに「登録日本語教員養成機関」として認定された。これにより同大では、2026年度以降の入学者において、日本語教員課程の科目を履修・修了した者に対して「実践研修修了証書」と「養成課程修了証書」の発行が可能となる。同課程修了者は、国家資格「登録日本語教員」の取得に際して基礎試験と実践研修が免除される。




 日本語教員とは、日本語を母語としない外国人に日本語を教える教師のこと。2024年4月には国家資格として「登録日本語教員」が設置され、取得するためには国の指定する「基礎試験」「応用試験」「実践研修」の3つに合格する必要がある。

 聖心女子大学日本語教員課程はこのたび、文部科学省から「登録日本語教員養成機関」ならびに「登録実践研修機関」の認定を受けた。これにより、2026年度以降の入学者において、日本語教員課程の科目を履修・修了した者は、「基礎試験」と「実践研修」が免除され「応用試験」にのみ合格することで、国家資格「登録日本語教員」の資格取得が可能となる。



 同大では今後も日本語教育の最新知見を取り入れ、プログラムを改善していく予定。



■「登録日本語教員」とは
 2024年4月に、国家資格「登録日本語教員」が創設された。同資格を取得するためには、国の指定する①「基礎試験」、②「応用試験」、③「実践研修」の3つに合格する必要がある。このうち、①「基礎試験」と③「実践研修」は、各大学等が登録申請を行い、文部科学大臣の認定を受けられれば、学生は各大学等の認定課程を修了等することで、免除となる。一方、②「応用試験」は、各個人で受験する必要がある。
(参考)文部科学省:日本語教育
 https://www.mext.go.jp/a_menu/01_p.htm


【聖心女子大学 日本語教員課程】
 日本語教育は国際理解を深めるための基礎を培うものであり、それを推進する日本語教員には、国際的感覚と幅広い教養、日本語教育に対する専門的な知識、能力などが要求される。
 同大では、こうした日本語教育の専門知識、教授能力を修得させることを目的として1987年に日本語教員課程を開設。一人でも多くの学生が国際社会に参加し、時代の要請に役立つ人材になる機会を提供しており、2025年現在で合計494名が同課程を修了。修了者の多くが日本語教員として海外で活躍している。
 なお、同課程は2024年に「必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等」として認定されており、2019年度~2025年度までに入学し日本語教員課程を修了した学生については、経過措置の期限(2033年3月31日まで)まで、「登録日本語教員」の取得に際して「基礎試験」と「実践研修」が免除となっている。
 https://www.u-sacred-heart.ac.jp/academics/faculty/qualification/


○参考:「FREE JAPANESE CLASS」
 聖心女子大学では日本語初心者の外国人を対象とした「FREE JAPANESE CLASS」を定期的に開講している。同大の近隣には多数の大使館が所在し、日本語の学習を希望する外国人も多い。日本語教員を目指す学生の実践の場として、日本語教員課程を履修する学生が授業を担当している。
(関連記事)
 聖心女子大学が9月~11月に外国人を対象とした「FREE JAPANESE CLASS」を開講 ― 日本語教員課程の学生が教師を務め、日本語学習の機会を提供(2025.07.22)
 https://www.u-presscenter.jp/article/post-56873.html


▼本件に関する問い合わせ先
聖心女子大学 企画部 企画課
小島
住所:〒150-8938 東京都渋谷区広尾4-3-1
TEL:03-3407-5249
FAX:03-3407-6126
メール:kikakubu@u-sacred-heart.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
聖心女子大学
ホームページ
https://www.u-sacred-heart.ac.jp/
代表者
安達 まみ
上場
非上場
所在地
〒150-8938 東京都渋谷区広尾4丁目3-1

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