グローバルに事業を展開するメドテックカンパニーSiemens Healthineers AG(本社:ドイツ)の日本の事業体である、シーメンスヘルスケア株式会社(東京都品川区、代表取締役社長: 櫻井 悟郎)およびシーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社(東京都品川区、代表取締役社長: 村田 大)は、LGBTQ+への取り組み評価指標である「PRIDE指標2025」において、「ブロンズ」認定を取得しました。
「PRIDE指標」とは
「PRIDE指標」とは、一般社団法人「work with Pride」が策定する、LGBTQ+が自分らしく働ける職場の実現を目指し、企業・団体のLGBTQ+への取り組みを評価する指標で、Policy (行動宣言)、Representation (当事者コミュニティ)、Inspiration (啓発活動)、Development (人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標で評価が行われます。
当社の取り組み
Siemens Healthineersでは、社内ポリシーとして差別禁止規定やハラスメント防止方針を明文化し、社員が、人種や性別のみならず、さまざまな価値観やバックグラウンド、経験、専門知識を持ち、自分らしくありながらその能力を十分に発揮できる、インクルーシブな企業文化を推進しています。その取り組みの1つとして、共通の属性や課題認識を持つ社員が情報を交換し合ったり、サポートし合えるよう、ERG(従業員リソースグループ)の活動を支援しています。
2023年度には、社員主導でLGBTQ+に関する理解促進を目的とした「PRIDE ERG」が発足し、LGBTQ+に関する基礎知識や、当事者を支援する「アライ(理解者・支援者)」の役割を学ぶトレーニング、外部講師による講演会など、社員の知識と理解を深める取り組みを継続的に実施しています。
2025年度には、ダイバーシティ推進チームの支援のもと、以下のような多様な活動を展開しました。
- 外部講師による社内研修 (LGBTQ+に関する基礎知識、医療業界の課題、社内制度、カミングアウト対応など、知識習得に留まらず自分事として考えるための研修を複数回実施)
- PRIDEパレードへの参加(名古屋)
- 各拠点でのPRIDEフラッグの設置
- LGBTQ+に関する映画鑑賞イベントの開催
- オンライン会議用の背景画像を活用したアライ(理解者・支援者)の可視化
PRIDE ERGの代表社員は、今回の認定に際し、以下のようにコメントしています。「当社に関わるLGBTQ+当事者及びアライが安心して仕事・生活ができることを目指して活動しています。今後も会社と連携して、より良い環境作りに取り組んでいきたいと思います。」
Siemens Healthineersは、今回の認定取得を第一歩として、引き続き、社員一人ひとりが尊重され、安心して働ける環境づくりの推進に取り組んでまいります。
シーメンスヘルスケア株式会社、シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社、株式会社バリアン メディカル システムズは、グローバルなメドテックカンパニー、Siemens Healthineersの日本における事業会社です。Siemens Healthineersは、ドイツ・エアランゲンを本拠とし、世界70ヵ国以上に拠点を置き、180カ国以上で事業を展開しています。「We pioneer breakthroughs in healthcare. For everyone. Everywhere. Sustainably. ヘルスケアを、その先へ。すべての人々へ。」というPurposeのもと、CT、MRI、マンモグラフィなどをはじめとする画像診断装置や、免疫や生化学検査のための体外診断薬・検査装置、画像ガイド下治療や先進的ながん医療のための医療機器を提供しています。また、医療従事者の方々が高品質で効率的なケアを提供できるよう、デジタルヘルスケアサービスや病院経営に関するソリューションも積極的に拡充しています。2025年9月末までの2025年度における全世界の売上は約234億ユーロ。全世界で約7万4千人の社員が活躍しています。詳しい情報はこちらでご覧いただけます。
グローバルサイト:https://www.siemens-healthineers.com
日本のサイト:https://www.siemens-healthineers.com/jp/