TOYO TIRE株式会社(本社:兵庫県伊丹市、社長:清水隆史)は、2026年1月3日から17日までサウジアラビアで開催される「ダカールラリー2026」において、最上位クラス
*1のレースへ参戦するチーム「Overdrive Racing」に対し、当社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し、同チームをサポートします。
また、「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(以下、TLC)
*2」にも同タイヤを供給し、市販車ベースクラス
*3での13連覇に向けた挑戦を支援いたしますのでお知らせいたします。
*1:ULTIMATEクラス
*2:トヨタ車体株式会社(本社:愛知県刈谷市 社長:松尾勝博)が率いるレーシングチーム
*3:STOCKクラス
(左:Overdrive Racing参戦車両・トヨタ ハイラックス 右:TLC参戦車両・トヨタ ランドクルーザー300)
1978年から開催されているダカールラリーは、世界で最も過酷なオフロード耐久ラリー競技として知られています。寒冷な山岳地帯から灼熱の砂漠にいたるまで、気象条件や路面状況が刻々と変化する厳しい環境のなか、ドライバーは道なき道を緻密な運転と正確なコース取りで走破します。約2週間にわたり、総距離ルート約7,994kmに及ぶ競技区間計13ヵ所とそれらを結ぶ移動区間を走行し、累積走行タイムを競います。
当社は2021年より、ダカールラリー専用にチューニングした「OPEN COUNTRY M/T-R」をTLCに提供し、その挑戦を支え続けてきました。そして本年、ULTIMATEクラス参戦チームへも当社製タイヤの供給を実現しました。供給先となるOverdrive Racingは、昨年のダカールラリーで総合優勝を果たした世界屈指の名門レーシングチームです。
今回、両チームに供給する「OPEN COUNTRY M/T-R」は悪路走破性を追求し、耐久性・耐摩耗性を向上させるとともに、環境負荷低減に配慮したサステナブル素材を採用しています。
当社は、過酷なオフロードレースで得た知見を製品開発にフィードバックし、ピックアップトラック/SUV向けタイヤの性能を磨いてきました。
今後も、次世代モビリティ社会の実現に貢献するため、製品・材料の開発、技術強化、リサイクル技術の構築、環境負荷物質の代替材料開発などの取り組みを推進してまいります。
(ご参考)
■ULTIMATEクラス:OPEN COUNTRY M/T-R(ダカールラリー2026用スペック)
本製品はダカールラリーをはじめとする世界有数のラリーレイド競技
における最上位クラスでの使用を想定して特別にチューンアップした
製品です。これまでのラリーへの参戦を通じて得た知見を生かし、硬い
岩場や柔らかい砂場、滑りやすいぬかるみなど路面状況がさまざま
に変化する厳しい環境のなかを高速で駆け抜ける際の悪路走破性、
耐外傷性などの性能を向上させています。
本製品には環境にも配慮したサステナブル素材を使用しています。
■STOCKクラス:OPEN COUNTRY M/T-R(ダカールラリー2026用スペック)
本製品は、ダカールラリー2026から新設されたSTOCKクラスに参戦する、
TLCの新型ラリー車両「ランドクルーザー300 GR SPORT(ダカール
ラリー2026仕様)」に適合するよう、OPEN COUNTRY M/T-Rをチューニング。軽量化と剛性向上を図ると共に岩場や砂漠などの荒れた路面における走破性、耐摩耗性、耐久性を向上させています。本製品には環境にも配慮したサステナブル素材を使用しています。
■サポートチームドライバー
氏名 Hernán Garces(エルナン・ガルセス)
参戦クラス ULTIMATE
参戦チーム Overdrive Racing
参戦車両 トヨタ ハイラックス
使用タイヤ OPEN COUNTRY M/T-R
(サイズ:37×12.50R17LT)
氏名 三浦 昂(みうら あきら)
参戦クラス STOCK
参戦チーム チームランドクルーザー・トヨタオートボデー
参戦車両 トヨタ ランドクルーザー300
使用タイヤ OPEN COUNTRY M/T-R
(サイズ:LT275/75R17)
氏名 RONALD BASSO(ロナルド・バソ)
参戦クラス STOCK
参戦チーム チームランドクルーザー・トヨタオートボデー
参戦車両 トヨタ ランドクルーザー300
使用タイヤ OPEN COUNTRY M/T-R
(サイズ:LT275/75R17)
以 上