伊藤忠商事株式会社にコモディティ取引・リスク管理システム「Ratispherd」を導入

プレスリリース
2025年12月10日
日鉄ソリューションズ株式会社

伊藤忠商事株式会社にコモディティ取引・リスク管理システム「Ratispherd」を導入

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)は、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)の金属カンパニーにおいて、アルミニウムの現物/デリバティブ取引・受渡・計上・ポジション・損益管理などを支援するコモディティ取引・リスク管理(CTRM※1)システム「Ratispherd(ラティスファード)」※2を導入いたしました。

伊藤忠商事 金属カンパニーでは、スクラッチで開発した非鉄金属固有システムの老朽化や、同システムと社内システムの連携の非効率性を解決するために、CTRMパッケージによる安定性を前提としつつ業務効率改善に寄与するソリューションの導入を検討されていました。

システムの導入にあたってNSSOLは、コモディティ取引とリスク管理業務に精通したメンバーをアサインし、お客様固有の業務及びシステムを理解・整理した上で、ユーザー部署と一体となってプロジェクトを遂行いたしました。当初の計画どおり2025年11月にシステム本番稼働に至り、コモディティ取引管理業務の効率化を実現されました。次のステップとして他商材への展開も検討されています。

「Ratispherd」は、NSSOLが15年以上にわたり、商社・エネルギー会社へのシステム導入で培ったノウハウをもとに開発したコモディティ取引・リスク管理システムです。2011年に、当領域で初の日本国産パッケージ製品として提供を開始しました。現在までに、商社やエネルギー会社など14社への導入実績があり、非鉄金属、穀物、エネルギー等のコモディティ取引に関わる幅広い業務(取引管理、在庫管理、損益・ポジション管理など)をサポートしています。

今後もNSSOLは、当社のパーパス「ともに未来を考え 社会の新たな可能性を テクノロジーと情熱で切り拓く」のもと、「Ratispherd」を通じたコモディティ取引のデジタル化推進を支援し、商社・エネルギー業界をはじめとした国内産業の発展に貢献してまいります。
以上

(※1)CTRM:Commodity Trading and Risk Managementの略。コモディティ取引・リスク管理(CTRM)システムとは、コモディティ現物取引管理やコモディティデリバティブ取引管理、それら取引に関するリスク管理を含むコモディティ管理業務全般をサポートするITシステムです。
(※2)Ratispherdとは Ratis(船:ラテン語)とShepherd(導く:英語)の造語です。リスクの荒波を乗り越え、船を導く、羅針盤のようなシステムであってほしいという願いを込めて名付けられました。


コモディティ取引・リスク管理システム「Ratispherd」


・NS Solutions、NSSOL、NS(ロゴ)、Ratispherdは、日鉄ソリューションズ株式会社の登録商標です。
・本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です

【本件に関するお問い合わせ先】
日鉄ソリューションズ株式会社
金融ソリューション事業本部 営業本部
Mail:fin-ratispherd-sales@jp.nssol.nipponsteel.com

【報道関係お問い合わせ先】
日鉄ソリューションズ株式会社
管理本部 総務部 広報グループ
Mail:press@jp.nssol.nipponsteel.com

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この企業の情報

組織名
日鉄ソリューションズ株式会社
ホームページ
https://www.nssol.nipponsteel.com/
代表者
玉置 和彦
資本金
1,295,276 万円
上場
(旧)東証1部,東証プライム
所在地
〒104-8280 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号虎ノ門ヒルズビジネスタワー
連絡先
03-6899-6000

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