「ビジネスアクセラレーターかながわ」(BAK)を通じて出会った3社と協業
京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:都村 智史、以下「京王電鉄」)は、エリアを起点とした事業共創プログラム「KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM『ROOOT(ルート)』」の一環で、橋本エリアにおける共創パートナーとして採択した株式会社グリーンディスプレイ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:望月 善太)、株式会社amulapo(本社:東京都新宿区、代表取締役:田中 克明)、株式会社indent(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:釜形 勇気)の3社と2月21日(土)から共創を開始します。
京王電鉄では現在、将来的なリニア中央新幹線の新駅設置を見据えた橋本駅周辺のまちづくりを進めています。そこで、2025年6月に「ROOOT」の一環として、神奈川県のオープンイノベーション支援事業「ビジネスアクセラレーターかながわ(以下「BAK」)」に参画し、橋本エリアの活性化を目的として共創パートナーを募集しました。この枠組みを活用し、BAKで申し込みのあった企業の中から当社のパートナー企業を3社採択し、共創を開始することといたしました。
なお、グリーンディスプレイについては、BAKの「INCUBATION PROGRAM」にも採択されています。
採択した3社とは、植物発電を用いた駅利用者への関心醸成や、宇宙コンテンツをテーマとした橋本エリアのブランディングの実施、創作を活用してまちの未来を想像するなど、橋本エリアにおけるオープンイノベーションに取り組んでまいります。
京王電鉄では、外部パートナーとの共創により橋本エリアの地域価値の向上や交流人口の増加につなげてまいります。
【本件のポイント】
①エリアを起点とした事業共創プログラム「KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM『ROOOT(ルート)』」の一環として、橋本エリアの活性化を目的とした外部企業との共創を2月21日(土)から順次開始。
②「ROOOT」に採択したのは、植物発電の技術を活用するグリーンディスプレイ、宇宙体験コンテンツをもつamulapo、創作プラットフォームを有するindentの3社。
③外部パートナーとの共創により橋本エリアの地域価値向上、交流人口増加につなげる。
1.採択企業および概要について
■株式会社グリーンディスプレイ
・プロジェクト名
「植物発電で日常を豊かにする、橋本エリアの未来のまちづくり」
・概要
株式会社グリーンディスプレイは、植物と共存する微生物が生命活動をする際に、土の中で放出される電子を利用して発電する仕組みである、植物発電の活用に取り組んでいます。京王電鉄は、グリーンディスプレイと連携し、植物と共生するサステナブルな空間づくりを目指します。
・検証内容
京王相模原線橋本駅構内に、植物発電を活用した展示ブースを設置し、植物による発電量を可視化することで、環境問題への関心や地域への愛着を高める取り組みを実施します。
また、土壌中の水分量が減少すると、発電量も減少する性質に基づき、土壌中の水分が減ったタイミングで植物への給水を行うことで、給水の頻度を下げ、植栽の維持管理コストの低減に取り組みます。加えて、今回は新たに蓄電装置を開発し、電力安定化の検証も行います。
・実施期間・場所
3月2日(月)~3月31日(火) 京王相模原線橋本駅南口 京王クラウン街1階改札外
・今後の展望
実証結果を分析し、植物発電を用いた植栽の維持管理システムの事業化や植物発電による電力を活用した様々な機器やサービスとの連携に取り組みます。また、本技術は、京王電鉄が推進する橋本駅南口まちづくりのコンセプト「一歩先の未来を叶えるまち橋本」を体現する技術であることから、橋本エリアでの導入・実装も視野に入れて検討を進めていきます。
※本案件は、BAKの「INCUBATION PROGRAM」に採択されています。
■株式会社amulapo
・プロジェクト名
「橋本×宇宙体験で科学都市ブランディング」
・概要
株式会社amulapoは、小学生向けのバーチャル宇宙飛行士体験事業など、宇宙をテーマにした様々な体験を提供しています。京王相模原線橋本駅のある地域では、先端技術を活用したまちづくりが進められていることから、宇宙コンテンツの制作・企画に強みを持つamulapoと連携することで、橋本エリアのブランド価値向上(科学・宇宙のまちとしてのブランディング)に取り組みます。
・検証内容
京王電鉄が共催するイベントにて株式会社amulapoが開発する子供向けのAR/VRによる宇宙空間の疑似体験ができるコンテンツを提供します。商業施設という日常空間で実施することで、より多くの子どもたちに宇宙技術を体験してもらう機会を創出します。この実証により地域住民の宇宙・科学分野への関心と宇宙コンテンツ・イベントによる収益性を検証します。
(左)月面探査体験 推奨年齢:小学校3年生~6年生 (右)VR宇宙体験 推奨年齢:3歳~小学校2年生
・実施期間・場所
2月21日(土)・22日(日) アリオ橋本 「ロボット大集合!inアリオ橋本2026」内特設ブース
※JR横浜線・相模線・京王相模原線橋本駅徒歩5分(神奈川県相模原市緑区大山町1-22)
・今後の展望
参加者アンケートの結果を分析し、宇宙体験コンテンツの常設化を検討していきます。あわせて、京王電鉄が展開するさまざまな事業(交通業、生活サービス業等)と連携し、多様な宇宙コンテンツを創出することで、「橋本=宇宙のまち」というイメージ醸成につながるブランディングを推進していきます。
■株式会社indent
・プロジェクト名
「創作×まちづくりで未来の街を考える」
・概要
株式会社indentは創作プラットフォーム「Nola」を運営しており、様々な形でクリエイターの支援を行っています。京王電鉄は様々なエリアでまちづくりに取り組んでおり、SFプロトタイピング
※の手法を取り入れながら街の将来を考えていきます。現在、来年度の実証に向けて検討を進めています。
※SFプロトタイピング…フィクションを通じて未来の社会や技術を想像し、新規事業や戦略をバックキャスティングで考える手法。
2.本件に関するお問い合わせ先について
京王電鉄 オープンイノベーション事務局:contact-koi@keio.co.jp
【参考1】株式会社グリーンディスプレイについて
(1)会社名
株式会社グリーンディスプレイ
(2)代表者
望月 善太
(3)所在地
東京都世田谷区三宿2-15-14
(4)URL
https://www.green-display.co.jp
(5)設立
1972年5月
(6)事業内容
・植栽演出(PLANTSCAPING)の設計・施工・管理
・季節催事装飾(SEASONAL DECOR)の企画・施工
・都市型ライフスタイル提案およびリテールショップ企画・運営
【参考2】株式会社amulapoについて
(1)会社名
式会社amulapo(アミュラポ)
(2)代表者
田中 克明
(3)所在地
東京都新宿区若松町35-15 第一村田ビル201
(4)URL
https://www.amulapo-inc.com/
(5)設立
2020年2月28日
(6)事業内容
XR、ロボット、AI等のICT技術を用いた宇宙体験コンテンツの制作
【参考3】株式会社indentについて
(1)会社名
株式会社indent
(2)代表者
釜形 勇気
(3)所在地
東京都千代田区神田三崎町3‐6‐12 神田三崎町ビル4階
(4)URL
https://indent.co.jp/
(5)設立
2019年10月8日
(6)事業内容
インターネットサービスの企画・開発・運営
【参考4】京王電鉄によるオープンイノベーションの取り組みについて
京王電鉄では2022年度から、スタートアップ企業をはじめとした外部パートナーとの共創によるオープンイノベーションプログラムを実施しています。また、成長領域の探索を目的とし、これまで複数のVCファンドやスタートアップ企業への出資を実施しています。さらに、2026年2月にコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)ファンド「京王れーるファンド」を設立し、これまで以上にスタートアップ企業との共創を推進していきます。
公式サイト:
https://www.keio.co.jp/railroad/keio-open-innovation/
※2026年2月2日付発表「出資による共創の加速化を目指し、80億円規模のCVCファンド『京王れーるファンド』を設立」ニュースリリース参照
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2025/pdf/nr20260202_keiorailfund.pdf
【参考5】KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM「ROOOT(ルート)」について
京王電鉄の資産や関連する人・企業・場所などを活かしながら、地元商店街や町会をはじめとした地域の事業者・団体とも連携して、スタートアップ企業等の外部パートナーとともに新たな事業やサービスを創出し、地域の価値を向上させることで沿線の価値向上につなげる、エリアを起点としたオープンイノベーションプログラムです。2023年度に下北沢を舞台に第一弾を実施し、橋本エリアにおいてはBAKに参画して2025年6月から共創パートナーの募集を行ってきました。
URL:
https://www.keio.co.jp/railroad/keio-open-innovation/2023/
【参考6】ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)について
神奈川県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトを創出するとともに、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・ 研究機関・支援機関等が参画する協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営する取り組みです。
URL:
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html