駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ(GMS)学部は、11月26日(木)に「GMS学部卒業生によるキャリアセミナー:映画『海難1890』のVFXとコンテンツ業界の現場」を開催した。これは同学部が今年度創立10周年を迎えたことから、学部卒業生と連携し、創立10周年記念事業の一環として行われたもの。『海難1890』は、12月5日(土)から劇場公開される日本・トルコ合作映画。VFX制作現場とコンテンツ業界での仕事についての講演が行われ、約100人が参加した。
このセミナーは、東映アニメーションに勤務しているGMS学部卒業生が、日本・トルコ合作映画『海難1890』(配給:東映)の制作に参加していることから実現した。同卒業生は、映像に現実には見られない画面効果を加える“VFX”技術の分野で携わっている。映画公開に先立って制作スタッフを迎え、メイキング映像を観ながらVFX制作の現場について講義が行われた。学生のキャリアへの関心を高めることを目的に、コンテンツ業界での仕事内容についても講演があった。
今後もこのような卒業生と連携したキャリア関連イベントを積極的に開催していく方針で、今回はその第一弾として開催された。
◆GMS卒業生によるキャリアセミナー:映画『海難1890』のVFXとコンテンツ業界の現場
【日 時】11月26日(木) 12:15~50
【場 所】駒沢キャンパス1-303教場
【ゲスト】
『海難1890』ラインプロデューサー 小倉 裕太 氏
東映アニメーション(株)デジタル映像部 プロダクションマネージメント課 プロダクションマネージャー 福長 卓也 氏(GMS学部卒業生)
【対 象】駒澤大学、及び大学院の学生・教職員
【参加者】約100人
【主 催】GMS学部山口ゼミ
【担 当】
GMS学部 山口浩
TEL: 03-3418-9492
メール: hiroyama@komazawa-u.ac.jp
●海難1890
日本・トルコ友好125周年記念として、日本・トルコ合作で制作された映画。1890年9月、和歌山県沖で座礁したオスマン帝国軍艦「エルトゥールル号」の乗組員を地元住民が救出した事件と、1985年にイラン・イラク戦争が勃発した際、在イランの日本人をトルコの航空機で救出した事件を通じ、両国の友好を描いた作品。
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