東京理科大学(学長:藤嶋昭)は2月22日(月)、野田キャンパスにおいて理工学部の「研究成果」および「理工学部のビジョン」に関する説明会を開催する。これは報道関係者を対象にしたもので、今年50周年を迎える同学部の研究等について理解を深めてもらうことを目的としたもの。当日は、建築学科の永野正行教授と応用生物科学科の政池知子講師が研究成果について説明を行うほか、2017年度から大学院理工学研究科で導入予定の「横断型コース」について、理工学部長の北村春幸教授が説明する。
東京理科大学理工学部は、1967年に理学系2学科および工学系5学科の計7学科構成で設置された。その後、理学系2学科と工学系1学科が増設され、現在は10学科を擁する学内最大規模の学部となっている。
このような中、2月22日に報道関係者を対象とした同学部の「研究成果」および「理工学部のビジョン」の説明会を開催する。
当日は、理工学部建築学科の永野正行教授が、東日本大震災での大都市圏に建つ超高層マンションの挙動解明と、今後発生が予測される南海トラフ、首都直下型地震等の発生を念頭においた被害低減に向けた取り組み、さらにネパール地震での高層マンションの被害などを説明する。また、簡易模型を用いた揺れや被害のデモンストレーションも行う予定。
一方、生体内のエネルギー通貨とも呼ばれるATPを加水分解して働く蛋白質群を研究対象の主軸として、タンパク質の作動機構を解明するナノバイオサイエンス・ラボの理工学部応用生物科学科政池知子講師は、モータータンパク質F1-ATPaseの回転1分子観察や、気管からウイルス等の異物を排出するために働く繊毛の運動観察運動の1オルガネラ観察などの最先端のイメージング技術と、多分子測定を駆使した研究を説明する。
さらに、大学院理工学研究科に関しては、10専攻が集まった多様性のある研究科ならではのメリットを生かすための新たな取り組みとして、2017年度から導入する「横断型コース」について理工学部長の北村春幸教授から説明する。同コースは、専攻・研究室の垣根を取り払って多様性に富んだ学際的な教育研究を行うことで、異なる分野からの知識やスキルを取得できる、他大学に類をみない画期的なコースである。
◆東京理科大学 理工学部「研究成果」および「理工学部のビジョン」の説明会
【日 時】 2月22日(月)11:30~14:20(11:00受付開始)
【会 場】
東京理科大学野田キャンパス 1号館4階会議室
住 所:千葉県野田市山崎2641
アクセス:東武野田線(東武アーバンパークライン)「運河」駅下車徒歩5分
【プログラム】
・11:00~ 受付開始
・11:30~12:00 理工学部のビジョンについて/2017年大学院横断型コース等ご説明
理工学部学部長 北村春幸
・12:10~13:10 研究室見学
Aグループ:建築学科・永野研究室
Bグループ:応用生物科学科・政池研究室
・13:20~14:20 研究室見学
Aグループ:応用生物科学科・政池研究室
Bグループ:建築学科・永野研究室
【申込】
添付ファイルFAX用紙に必要事項を記入の上、2月18日(木)までにFAX(0120-653-545)にて申し込み
【その他】
※「軽食」をご用意させていただきます。
※研究室見学は、2グループに分けて行う予定です。
※研究室見学からの参加も可能です。その際は、別紙FAX用紙「通信欄」に「研究室見学からの参加希望」とご記入ください。
●東京理科大学HP
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▼本件に関する問い合わせ先
東京理科大学 広報課 (担当:石黒・三宅)
TEL: 03-5228-8107
FAX: 03-3260-5823
E-mail: koho@admin.tus.ac.jp
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