金沢工業大学の学生プロジェクト(学生8名)は、野々市市在住の外国人向けに「すくすく健康カレンダー」と「市内医療機関・医療機関一覧マップ」の英語版冊子を制作した。また、スマートフォン用にも金沢高専生が「ホスピタルインターフェイス」という外国人向け英語版アプリケーションを制作した。当英語版パンフレットと外国人向けアプリケーション贈呈式が2月9日(火)午後4時30分から野々市市役所2階応接室で行われる。
金沢工業大学では、ユーザーを想定して何が問題で何を解決するべきかを考える「デザインシンキング」の手法を教育に取り入れている。
学生プロジェクト「Design for the Community」は、野々市市在住の外国人に英語でインタビューを行い、市が市民向けに提供しているサービスの情報提供方法に対するニーズ調査を実施し、どのようにすれば在住外国人が行政サービスを受けやすくなり、より住みやすい街となるのか、検討を行っている。
昨年は「家庭ごみ分別表」「のっティ時刻表」「スポーツガイド」の英語版を作成し、平成27年2月27日に野々市市役所に贈呈した。
今回は妊娠期のプレパパママクラスや、産婦健康診査・乳児健康診査、あかちゃん訪問、4か月児健康診査、7か月児相談、10か月児相談、乳児健康診査、1歳6か月児健康診査、3歳4か月児健康診査、予防接種などの情報をまとめた「すくすく健康カレンダー」と、「市内医療機関・医療機関一覧マップ」の英語版冊子を作成した。
英語版の「ホスピタルインターフェイス」も、金沢高専生が英語で行ったインタビューをもとに制作したもの。
贈呈したパンフレットは野々市市の保健センターで配布されるとともに、野々市市のホームページでもPDFがダウンロードできる予定。
「ホスピタルインターフェイス」は、「市内医療機関・医療機関一覧マップ」英語版パンフレットのQRコードをスマートフォンで読み取ることで利用できる。
▼本件に関する問い合わせ先
金沢工業大学 広報課
石川県野々市市扇が丘7-1
TEL: 076-246-4784
E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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