東京理科大学(学長:藤嶋昭)は3月14日(月)に、平成27年度に文部科学省より採択された「最先端宇宙科学技術の本物体験で学ぶ『宇宙教育プログラム』の開発」(以下、宇宙教育プログラム)における特別講演、閉講式等を開催。当日は、受講生によるパラボリックフライト実験の報告会のほか、学外の研究者・技術者の講演を行う。聴講無料、要事前申し込み(先着120名)。平成28年度は大学生・高校生を募集(4月中旬予定)
「宇宙教育プログラム」は、国際的に活躍できる次世代宇宙科学技術者の人的基盤の裾野拡大と構築を目的として、「講義」「実習」「体験」「講演」の4つのプログラムにおいて、最先端の科学技術による本物体験を通じて宇宙科学技術を理解し、教育現場にその魅力を広く発信し興味の醸成を促すことのできる理科教員と、宇宙開発・宇宙産業の将来を担うことのできる研究者、技術者を養成するもの。
今年度は、宇宙飛行士でもある向井千秋副学長をはじめ、同大所属の宇宙関連研究者である教員による講義や実習、宇宙関連機関や産業との連携による施設見学や体験実習、最先端宇宙科学技術や宇宙開発事情を研究・開発されている現役研究者・技術者による講演会と交流会等を実施してきた。
このたび、3月14日(月)には今年度最後の講演会および閉講式を開催する。当日は、今年度の受講生20名(6グループ)によるパラボリックフライト実験(微小重力実験)の報告会および、学外から第一線で活躍している3名の研究者・技術者を招請して講演を実施。また、研究者代表として向井千秋副学長が今年度の総評を行う。
なお、平成28年度の受講者の募集開始は4月中旬を予定しており、他大を含む大学生(20名)だけでなく、高校生(10名)も募集。約10か月にわたり、さまざまな講演や実習が行われる予定。
◆東京理科大学 宇宙教育プログラム パラボリックフライト実験の報告会、特別講演、閉講式
【日 時】 3月14日(月) 10:30~18:20
【会 場】
東京理科大学 神楽坂キャンパス 2号館1階211教室(東京都新宿区神楽坂1-3)
【交通アクセス】
JR総武線、東京メトロ有楽町線・東西線・南北線、都営大江戸線「飯田橋」駅下車 徒歩3分
【プログラム】
■報告会
・10:30~12:00 パラボリックフライト実験(微小重力実験)報告会
平成27年度 受講者20名(6グループ)
■特別講演
・12:50~14:20 「イカロスからはやぶさ2へ 宇宙探査機を作るという仕事」
津田 雄一 准教授(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 はやぶさ2プロジェクトマネージャ)
・14:30~16:00 講演
Mr.Christopher Blackerby(NASA Asia Representative)
・16:10~17:40 「はやぶさ搭載イオンエンジン開発」
堀内 康男 氏(日本電気株式会社/航空宇宙・防衛事業本部 宇宙事業開発戦略室 戦略担当部長 ※元はやぶさプロジェクト イオンエンジン開発担当)
■閉講式
・17:50~18:00 修了証授与
・18:00~18:05 パラボリックフライト実験表彰
・18:05~18:10 ロケットシミュレーション表彰
・18:10~18:15 平成27年度 宇宙教育プログラム総評
向井 千秋(東京理科大学副学長)
・18:15~18:20 記念撮影
・18:20 閉会
【申 込】
聴講希望の方は、3月11日(金)9:00までに下記URLの「お申し込み」フォームからお申し込みください。
https://www.tus.ac.jp/uc/entry.html
<報道関係者の皆様へ>
時節柄ご多忙中とは存じますが、ご出席・ご取材賜りますようお願い申し上げます。
なお、誠に勝手ながら会場準備の都合上、3月11日(金)までに出欠のご都合を、別紙の返信用FAXにてご連絡いただければ幸甚です。
●東京理科大学「宇宙教育プログラム」
https://www.tus.ac.jp/uc/
▼本件に関する問い合わせ先
東京理科大学 広報課 担当 石黒・三宅
TEL: 03-5228-8107
FAX: 03-3260-5823
E-mail: koho@admin.tus.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/