美容室での炭酸泉ヘアケアが普及しはじめた各国へ “軟水美容”を新たに提案
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智仁)のグループ会社である、浄水器、医療用水処理装置の販売を行う三菱レイヨン・クリンスイ株式会社(本社:東京都品川区、社長:池田宏樹 以下、当社)は、美容市場向けブランド「WATERCOUTURE(ウォータークチュール)」から発売している一般家庭・施設向け軟水シャワーヘッド「PURE SHOWER(ピュアシャワー)」※1を、2016年8月よりタイ、ベトナム、中国、台湾の4ヶ国での発売を開始します。
“こころもカラダも美しく”という理念をもとに、当社が2015年にスタートさせたブランド「WATERCOUTURE」では、第1弾の製品として美容サロン向け人工炭酸泉製造装置「SODA SHOWER(ソーダシャワー)WS101」を発売しております。第2弾となる本製品は、日本では2016年5月に発売した、一般家庭・施設等で使われているシャワーと簡単に取り替えることができる「カートリッジ交換式の軟水シャワーヘッド」です。軟水とは、カルシウムイオンとマグネシウムイオンの含有量が少ない水のことです。美容先進国ヨーロッパでは、洗髪時にも軟水を使用する習慣があります。
■軟水シャワーヘッド《WATERCOUTURE WS201E》海外展開の背景
当社の美容サロン向け人工炭酸泉製造装置「SODA SHOWER WS101E」は、台湾の大手サロンで200台導入されるなど、海外での導入が順調に進んでおります。今回の軟水シャワーヘッド《WATERCOUTURE WS201E》の海外展開は、日本同様に美容への関心が高い海外の女性に向けて「炭酸泉でのサロンケアと、軟水でのホームケア」という更なる上質なヘアケアを提案するための取り組みとなります。
■残留物質の発生を抑え、より効果的な洗髪を
水道水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどのミネラルは、髪や頭皮に残留してしまうことがあります。そうして残った物質は、髪のゴワつきやまとまりにくさの原因となるだけではなく、コンディショナーやトリートメントの浸透を妨げてしまうことも。軟水シャワーは、こうした物質の残留を抑え、シャンプーやトリートメントなどの薬剤本来の効果を引き出します。シャンプー時に軟水を使用することで石鹸カス(金属石鹸)の発生を抑制し、泡立ちが向上・きめ細やかな泡を作ることができ、髪の摩擦軽減や、毛穴の奥の汚れまでしっかりと落とすことが期待できます。
《WATERCOUTURE WS201E》は、水に関わる先進技術をもつクリンスイならではの、髪や頭皮・肌の悩みを抱える多くの女性に向けた“水”にこだわるヘアケア・スキンケアのご提案です。当社では、今後も「WATERCOUTURE」ブランドを通し、国内・海外の美容シーンに新たな価値を提案して参ります。
■《WATERCOUTURE WS201E》製品特長
(1)水道水に含まれる各種ミネラルイオンを低減し軟水化、残留塩素も除去可能な交換式カートリッジ
(2)1つのカートリッジで約100Lの軟水供給が可能※2
(3)ON/OFFのワンタッチ操作が可能な一時止水ボタン搭載
■《WATERCOUTURE WS201E》製品概要
1.製品名、サイズ、質量
・《WATERCOUTURE WS201E》 H212mm×W62mm (質量212g) ※カートリッジ10個付
・交換用カートリッジ
《WWC201E》 10個入り
2.軟水供給能力 カートリッジ1個あたり約100L
3.遊離残留塩素低減能力 カートリッジ1個あたり約100L
4.販売展開
<販売開始時期> 2016年8月
<販売ルート> 現地代理店を通じて、主に美容室店頭で販売
※1 海外での販売名は《WATERCOUTURE WS201E》となります。
※2 現地の原水により異なります。
浄水器/医療用具の販売を中心に高機能水処理技術・製品関連市場で事業を展開しています。1984年に世界初の中空糸膜使用の家庭用浄水器として発売以来、市場拡大を続ける「クリンスイ」を中心に、拡大・多様化する浄水器および高機能水処理技術・製品関連市場におけるグローバルブランドの地位を確立していきます。