拓殖大学は6月20日(火)に「英語で語る『被爆体験談』~カナダでの平和教育~」をテーマに、学生向けの講演会を開催する。講師はカナダ在住で広島県での被爆体験を持つランメル幸さんで、講演は英語で行われる。
拓殖大学は海外留学(長期研修)先の多くに現地主事を置き、留学中の学生へのきめ細やかなケアをおこなっている。カナダでもランメル幸さん(Mrs. Sachi Rummel)が20年以上にわたり、カナダ提携校の現地主事を務めた。
広島県出身の幸さんは自身の被爆体験をもとに、カナダの地で1,500名以上の学生や一般市民に「平和への語り部」活動を展開している。このたび、その活動を通じての思いを学生に向けて英語で講演。また、カナダ人のご主人のチャーリーさんがカナダ事情を語る。概要は以下の通り。
◆講演会の概要 ※拓殖大学学生対象の講演会につき、一般の方の聴講はできません
【内 容】 英語で語る「被爆体験談」 ~カナダでの平和教育~
【日 時】 平成29年6月20日(火)13:20~14:50(3時限目)
【場 所】 拓殖大学 八王子国際キャンパス A館402教室(東京都八王子市館町815-1)
【講 師】
●Mrs. Sachi Rummel(前・拓殖大学カナダ提携校 現地主事)
8歳のとき、広島市内で被爆、父を失う。その後、ご主人と出会い、日本とカナダで暮らす。
平成11年よりバンクーバーにて拓殖大学カナダ現地主事となり、カナダ長期研修生を指導。
東日本大震災での福島の惨状を機に、自身の被爆体験を出版し、語り部活動を開始。現在に至る。
●Mr. Charly Rummel
バンクーバー生まれ。高校卒業後東京大学に留学。日本で幸さんと出会い結婚。上智大学大学院に通う。過去には、野村證券カナダ支社長や福島学院大学助教授も務めた。
無類の温泉通。
(参考)『カナダ提携校(ランガラカレッジ)現地主事』ランメル幸さんが地元新聞に掲載されました(2015/11/16、拓殖大学ホームページ内)
http://www.takushoku-u.ac.jp/newsportal/international/international_151116_11078.html
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拓殖大学 広報室
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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