Formlabs、カール・バス氏を独立取締役に任命
- Formlabs Japan
- 2017年07月19日
- 10:00
強力で身近な3Dプリントシステムを開発、製造するFormlabs, Inc.(本社:米国 マサチューセッツ州、共同創業者 兼 最高経営責任者(CEO):マックス・ロボフスキー(Max Lobovsky))は本日、Autodeskの元幹部でテクノロジーに関する豊富な経験を持つカール・バス(Carl Bass)氏を独立取締役に任命したと発表しました。バス氏はAutodeskでの24年の在職期間中、CEOを11年務めたのをはじめ、複数の幹部職を歴任してきました。 Formlabsの最高経営責任者(CEO)であるマックス・ロボフスキー(Max Lobovsky)は次のように述べています。「バス氏を取締役会に迎えることができたことを光栄に思います。彼のリーダーシップのもと、Autodeskは2Dデザイン企業から3Dデザイン/エンジニアリングソフトウェアのグローバルリーダーへの転換を果たしました。また、精力的なクリエイターであり、CADや3Dプリンタなどのツールを自ら使いこなす人物を新たな取締役として迎え入れるわけであり、個人的にも楽しみにしています。プロフェッショナル向け3Dプリントの新分野を開拓し続けるFormlabsにとって、バス氏の経験とノウハウは非常に貴重なものとなることでしょう。」 カール・バス氏は次のように述べています。「Formlabsはわずか数年でプロフェッショナル向け3Dプリント分野のリーダーとなりました。同社は引き続き業界に大きな変革を起こしていくはずですし、あらゆる分野のプロダクトデザイナーのためにデジタルデザインとデジタルマニュファクチャリングの改善を目指す同社のこれからをともに歩めることを楽しみにしています。」 バス氏は、1993年にAutodeskに買収されたIthaca Softwareの共同創業者です。同氏は、Autodesk、HP、Zendeskの取締役、スミソニアン財団クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館、アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン、カリフォルニア美術大学の評議員、コーネル大学コンピュータ・情報科学部、カリフォルニア大学バークレー校情報学部、カリフォルニア大学バークレー校工学部の諮問委員を兼任しています。 Formlabsについて Formlabsは強力で身近な3Dプリントシステムを開発、製造しています。ボストンに本社を、ドイツ、日本、中国に支社を置く同社は、MIT Media LabとCenter for Bits and Atoms出身のエンジニアとデザイナーのチームが2012年に設立しました。Formlabsは世界中のエンジニア、デザイナーおよびメーカーのためにプロフェッショナル3Dプリントの業界標準を確立し、教育、歯科学、医療、ジュエリー、調査など、さまざまな業界でイノベーションを加速しています。Formlabsの製品には、SLA方式3Dプリンタ Form 2、SLS方式3Dプリンタ Fuse 1、3Dプリント自動化ソリューション Form Cell、3DデザインのPinshapeマーケットプレイスなどがあります。Formlabsは、クラス最高の3Dプリントソフトウェアに加え、3Dプリント用にさまざまな高性能の素材も独自に開発しています。