公益財団法人昭和大学医学・医療振興財団(東京都品川区・理事長 山元俊憲)は、このほど平成29年度の昭和上條医療賞受賞者を発表した。授賞式は12月18日、昭和大学50年記念館で執り行う。
昭和大学医学・医療振興財団は、国民の健康増進と医学・医療の発展に貢献するために設立された公益財団法人である。その主要事業の一つとして、顕彰事業「昭和上條医療賞」を平成26年度に創設した。その主旨は、地域保健医療において創造的かつ先駆的諸活動を行い、大きな成果をあげた実践者またはグループを顕彰することである。昨今、助成事業が一般的とされるなか、顕彰事業に重点を置いた取り組みは同財団の特色といえる。今年度の受賞者は次のとおり。
[第4回「昭和上條医療賞」(平成29年度顕彰事業)受賞者]
○医療人育成部門
小児薬物療法研究会
(代表 石川洋一、国立成育医療研究センター 薬剤部長)
「病院・保険薬局薬剤師による実践的小児薬物療法の推進」
○地域保健医療貢献部門
新宿食支援研究会
(代表 五島朋幸、ふれあい歯科ごとう 代表)
「多職種による地域食支援の体制構築と実践」
土屋 淳郎(医療法人社団創成会土屋医院 院長)
「地域包括ケアシステム構築に向けてICTを利用する多職種連携ネットワークの取り組み~医歯薬三師会・介護事業所・行政が協力した住民を支える仕組みつくり~」
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