佛教大学生約60人が、7月から始まる祇園祭を前に、綾傘鉾保存会の方々とともに約4,000個のちまきを作る。
また、学生らは、綾傘鉾の関連行事にも協力し、完成したちまきの販売や山鉾巡行に参加する。
この取り組みは、本学歴史学部発展科目「祇園祭研修」担当の八木透歴史学部教授が綾傘鉾保存会の理事を務めている関係で、授業の一環として2001年度から同科目受講生が実施している。
□''ちまき入れ''
日時: 2018年6月24日(日) 午前9時頃から正午頃まで
場所: 綾傘鉾保存協会の寺田進理事長宅(京都市下京区綾小路通室町西入ル善長寺町)※大原神社隣り
作業: ササ(クマザサ)で作られたちまきに「厄除」「縁結」など書かれた護符やのし紙をつけ、ひとつずつビニール袋に詰めていきます。
□祇園祭・学生参加行事
○ちまき入れ(上述)
○鉾建て
7月13日(金) 午前10時頃~15時頃 大原神社前
○宵山行事(ちまき販売、綾傘鉾保存会関係者の対応等)
7月14日(土)~16日(月・祝) 夕方から晩
○山鉾巡行(鉾引き)
7月17日(火) 午前9時~
□「祇園祭研修」
祇園祭本番に先立って、大学で祇園祭の歴史と民俗をさまざまな視点で考察。多くの映像資料を使用しながら、平安時代に始まる祇園御霊会の成立から今日までの変遷、山鉾と神輿、稚児と禿、女人禁制、現在の状況などについて学ぶ。7月の祇園祭では、受講生全員がボランティアスタッフとして、祭りの原初的な形を残す「綾傘鉾」の運営に参加。平安時代から続く祭事を体感し、京都の歴史と文化を肌で感じるとともに、祇園祭を未来へ引き継ぐための課題と未来像を考える。
▼本件に関する問い合わせ先
佛教大学 企画部広報課
住所:〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96
TEL:075-493-9050
FAX:075-493-9040
メール:koho@bukkyo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/