共立女子大学・短期大学図書館(東京都千代田区/館長:岡部 隆志)は、電子書籍のサービスを拡大。今年度は「電子図書館LibrariE」(ライブラリエ)と「dマガジンfor Biz」を導入した。すでに導入済の電子書籍「Maruzen eBook Library」と合わせて、図書館ポータルへの表示と館内展示により、電子書籍を見える化し、形のない本の利用促進を行う。
【本件のポイント】
●電子雑誌読み放題サービス「dマガジンfor Biz」を大学図書館で初めて導入
●電子図書館「LibrariE(ライブラリエ)」を図書館ポータルとシングルサインオン連携
●電子書籍「Maruzen eBook Library」で電子書籍の館内展示を実現
共立女子大学・短期大学図書館は2018年、電子書籍のサービスを拡大。現在までに3つのサービスを導入している。
電子雑誌読み放題サービス「dマガジンfor Biz」は、最新号170誌以上が読み放題で、ファッション、ライフスタイル、週刊誌、ビジネス、エンタメ、趣味、グルメ、スポーツなど幅広い分野の雑誌を、何度でも、何冊でも自由に読むことができる。指定したWi-Fiがあるエリアでのみ利用でき、同時接続可能台数は10台~となる。(※)
大学図書館での導入は同大が初めてで、会話が可能な3階エントランスと休憩エリアで利用できるようにした。館内に専用タブレットを4台用意したが、個人のスマートフォンやタブレットを使って利用している様子も見受けられる。
(※)同時接続台数は最低10台~で、5台単位で増やすことが可能。
2018年11月に導入した「電子図書館LibrariE」(以下ライブラリエ)は、パソコン・スマートフォン・タブレットを用いて、現実の図書館と同じように、インターネット上で電子書籍の貸出・閲覧・予約・返却ができるシステムである。学内外問わず24時間365日いつでもアクセスでき、小説・就職活動本・ガイドブック・料理レシピなど、様々なジャンルを読むことが可能。さらに、蔵書検索OPAC(Online Public Access Catalog)からライブラリエへのシングルサインオンに対応しているため、ログインIDを入力せずに蔵書検索OPAC内の図書館ポータル「My Library」のリンク集「電子書籍を読む・借りる」から接続できるようにした。また、これまで街の書店に赴く形で実施していた学生図書委員会(有志の学生団体)による「学外選書ツアー」でも、ライブラリエを活用している。ライブラリエを使うことで館内に居ながら購入する本を選べるため、ニーズに合った選書の実現とともに学生自身が電子書籍を選書する機会の創出に繋がっている。
「Maruzen eBook Library」は、2014年11月から導入している電子書籍サービスで、英語多読本、レポートの書き方、就職活動本など、学生生活に役立つ本を読むことができる。蔵書検索OPACに所蔵登録しており、館内及び蔵書検索OPACの展示コーナーに展示している。館内の展示コーナーには、「Maruzen eBook Library」の使い方を記載した特製リーフレットを設置し、形のない本の展示を実現した。また、こちらも学内外問わず「My Library」のリンク集「電子書籍を読む・借りる」から接続できる。
今後はこれら電子書籍の利用促進のための活用セミナーを開催する他、利用状況と利用者アンケートからニーズに合った電子書籍の購入へ繋げるとともに、利用ルールの改善により大学図書館として所蔵資料とサービスの充実を目指す。
【関連リンク】
●共立女子大学・短期大学図書館の電子書籍サービス紹介記事
◆「MyLibraryから電子書籍へスマートアクセス!」
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/lib/news/detail.html?id=215
◆「dマガジンはじめました」
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/lib/news/detail.html?id=214
●共立女子大学・共立女子短期大学
ウェブサイトTOP =
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/
図書館TOP =
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/lib/
▼本件に関する問い合わせ先
共立女子大学・共立女子短期大学 図書館
東京都千代田区一ツ橋2-6-1
TEL: 03-3237-2628
FAX: 03-3237-2739
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