2020年1月27日、冷泉町にて「心理学プロジェクト演習」の最終提案会が行われました。本科目は、心理学科の1年生らが心理学的視点からチームで実社会の課題を発見・解決するという課題解決型学習(PBL)です。
できるだけ早期に学科の専門性をもとに実社会の課題に取り組むことで、今後の大学での学びを深めるとともに、キャリア意識・社会貢献意識の早期育成を目指しています。
2019年度は日本航空株式会社(JAL)の地域活性化事業に取り組みました。お題は「レストラン列車『ことこと列車』の平日利用者を生み出す策を提案せよ!」。最終提案会では、心理学科の学生、日本航空株式会社、福智町、平成筑豊鉄道株式会社の4者5チームが、独自の視点からそれぞれの提案を行いました。
授業開始直後の9月には、「地元の特産品を使う」などの単発的な案しか出せなかった学生たち。しかし、「自社の特徴を活かして『ここにしかない顧客体験』を提供することで、地域に新たな価値を創る」というマーケティングの考えを学び、1年生ながら社会人とも競りうる水準にまで成長しました。
総評では「単に鉄道事業の平日利用を考えるという視点に留まらず、自由な発想で、裏付けとなるデータも集め、地域の活性化や新しい価値を生みだすエネルギーを感じた」として、大賞をいただくことができました。
人間関係学部心理学科では、このような課題解決型学習(PBL)をはじめとする実践的学びの充実によりキャリア意識・社会貢献意識を高めています。
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