昭和大学病院(東京都品川区/病院長:相良 博典)は、トヨタ自動車株式会社が開発した飛沫循環抑制機能を搭載した車両2台の貸与を受けました。これは新型コロナウイルスの感染者が増加する中で、軽症の感染者を他の医療機関や待機施設、自宅などに搬送する際に運転者の感染を抑えるために開発されたものです。今後、昭和大学病院では同車両を患者搬送に使用していきます。
同車両は、昭和大学病院が新型コロナウイルス感染者の搬送を安全に行うため感染対策を施した車両の開発要望をトヨタ自動車株式会社に伝え、実現させたものです。既存の車両を改良することで短期間での開発に成功しました。患者が乗車する後部座席は陰圧状態となっており、シートを挟んで陽圧状態になっている運転席側への空気の流入を防ぐことで運転者の安全確保をしています。
4月10日の受け渡し当日は昭和大学病院関係者が集まり、トヨタ自動車株式会社の粥川プロジェクトリーダーたちから本車両の使用方法の説明を受けました。
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昭和大学病院
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