SAS、クラウド向けアナリティクスを新たなステージに進めるSAS Viya最新版を発表

業界をリードするSASのAI/アナリティクス・プラットフォームとクラウドの柔軟性と拡張性をかけ合わせアナリティクスの新たな活用方法を提供

アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下SAS)は、最新のクラウド・テクノロジーを活用できるよう設計されたSAS® Viya® 4を2020年後半に提供を開始することを発表しました。継続的なデリバリーとアップデートが可能な新しいアーキテクチャにより、誰でもどこでも高度なアナリティクスを実行できます。SAS Viyaは、意思決定の技法と人工知能(AI)/アナリティクスの科学を統合しているため、企業や組織(以下、組織)は意思決定の品質とスピードを向上できるようになります。今回のリリースを支えるイノベーションは、組織がデータをインテリジェンスへと転換させる過程を支援するための、SASのコミットメントを明確に示すものです。この新たな変革をもたらすクラウドネイティブなSAS Viya最新版は、SASによる10億ドルのAI投資の成果と言えます。

SASのCOO兼CTOであるオリバー・シャーベンバーガー(Oliver Schabenberger)は、次のように述べています。
「今回のリリースは、SASプラットフォームおよび当社の顧客にとって、挑戦的かつ革新的な一歩と言えます。デジタル・トランスフォーメーションを強力に推し進めるには、俊敏性、スピード、オートメーション、インテリジェンス、継続性によるデジタル変革の促進が重要です。まさにこれこそがSAS Viya 4の特性であり、あらゆるスキルレベルのユーザーが利用できるクラウドネイティブな先進アナリティクスとAIを実現し、ビジネス・インテリジェンスを、クラウドにおけるインテリジェントビジネスへと転換します。」

IDCのアナリティクス/情報管理担当グループ・バイスプレジデントであるダン・ベセット(Dan Vesset)氏は、次のように述べています。
「企業は、クラウドネイティブなアーキテクチャによって、データとアナリティクス・テクノロジーの活用に、大きな変革をもたらそうとしています。SAS Viyaでは、コンテナ/マイクロサービス対応のアーキテクチャにおいて、データとアナリティクスのワークロードを柔軟かつ効率的に実行できます。組織は、これまでのサービスを迅速に向上し実行する環境からアナリティクスを独立させることで、はるかに迅速に意思決定のニーズを満たすことができます。」

誰でもどこでもアナリティクスを活用
SASは、AIと機械学習の意思決定をより簡単に組み込むことができるように提供しています。クラウドネイティブなアーキテクチャを見直し、インタラクティブなインターフェイスやプログラミング・インターフェイスを利用可能にすることで、顧客がプログラミング言語、データ・サイロ、スキルの制約を受けることがないようにします。データ準備、機械学習(AutoML)、およびモデルのデプロイを自動化することで、希少なデータサイエンス・リソースの生産性を高め、AI機能をより広くユーザーに利用できるようにします。結果は分かりやすい用語で説明されるため、誰もが自信をもって即座に実行することができます。

SAS Viya 4は、API機能をより拡張することで、アプリケーション開発者が容易にデータサイエンス・チームと協力し、変化するビジネス・ニーズに素早く対応できるようにしています。こうした機能によって顧客は、企業規模でのアナリティクスを最も効率的な方法で習得/活用できます。つまり、必要なAIサービスだけを利用することが可能です。
SAS Viya 4は、顧客がソフトウェアのアップデートのサイクルを選択できるCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)プロセスを採用しているため、顧客は最新の製品イノベーションが提供されたら即座に利用でき、顧客独自の変更管理スケジュールにアップデートを組み込むことも可能です。Kubernetesによってオーケストレーションが行われるコンテナベースのアーキテクチャは、Azure、Google、AWS、OpenShiftといった異なるクラウド環境にわたる移植性をもたらします。

アナリティクスによる差別化
すべての組織はデータを所有していますが、重要なことは、そのデータを用いて何をするかです。アナリティクスに長けた組織は、自社の分析モデルによる意思決定が、収益に多大な影響をもたらし得ることを認識しています。SAS Viya 4はモデルのデプロイをより簡単にすることで、極めて重要なアナリティクスの「ラストマイル」を克服できるよう支援するとともに、あらゆる分析モデルのパフォーマンスを一元的にモニタリング/管理できるようにします。

また組織は、意思決定についての説明責任を果たすことや、倫理的なAIの採用に苦心しています。AIと機械学習が普及する中、SAS Viya 4はすべてのオープンソース/SASモデル、リネージ、テンプレートの管理を一元化し、すべてのモデリング活動にわたって完全な可視性と制御を実現します。

クラウド・テクノロジーが進化を続ける中SAS Viya 4のアーキテクチャは、この進化に対応できるように設計されており、SASクラウド、パブリックまたはプライベート・クラウド・プロバイダーから提供されるSaaS(サービスとしてのソフトウェア)を通じて、顧客が、アナリティクスへの投資を最大限に活用できるようにします。SAS Viyaの新リリースについて詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.sas.com/en_us/software/viya.html

*2020年6月16日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2020/june/sas-viya-4-sgf20.html
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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