中央大学(東京都八王子市)では、11月16日(月)~30日(月)まで「CHUO Diversity×ハラスメント防止啓発Week2020」を開催する。ダイバーシティ推進に対する意識・認知度を高めることを目的としたもので、第3回となる今年は「知る、つながる、行動する」をテーマに、オンラインで開催。一般参加可能なイベントは、18日(水)の二羽泰子氏による講演「インクルーシブな学校をどうつくるか」、19日(木)の小田陽平氏による講演「外国人の法律問題」、25日(水)の犯罪被害防止講習、27日(金)の砂川秀樹氏による講演「多様な私たちが多様に生きられるために」。いずれも参加費無料で、事前申込が必要。
中央大学では、多様な背景をもつ人びとが、ともに学び、ともに働くことのできる環境づくりに向け、ダイバーシティの推進に努めている。
2020年4月1日にはダイバーシティセンターを開設し、「多文化共生」「ジェンダー・セクシュアリティ」「障害学生等支援」を軸として、キャンパスにおける多様性の尊重、誰もが安心して活動のできる環境の醸成を目指して活動している。
このたびの「CHUO Diversity×ハラスメント防止啓発Week2020」は、同大ダイバーシティセンターと同大ハラスメント防止啓発委員会の主催によるもの。開催概要と一般参加可能なイベントは下記の通り。
◆「CHUO Diversity×ハラスメント防止啓発Week2020」概要
日程: 2020年11月16日(月)~11月30日(月)
場所: オンライン開催
対象: 中央大学在学生および教職員。一部の企画について一般の参加も可能。
主催: 中央大学ダイバーシティセンター、中央大学ハラスメント防止啓発委員会
URL:
https://www.chuo-u.ac.jp/campuslife/diversity/activity/week/2020/
□一般参加可能なイベント
■二羽泰子氏(東京大学大学院教育学研究科助教)講演会「インクルーシブな学校をどうつくるか――みんなのキャンパスをめざして」
【日時】11月18日(水)17:00~18:40
【内容】学校には排除的な側面がある、でも学校は変わることができる!今回の講演では、不就学状態に置かれていた重度の障害児との出会いをきっかけに変わっていったある地域の小中学校の研究を紹介します。その研究を通して、障害、人種、性別、経済・社 会的背景などに関わりなく、共に学べるインクルーシブな学校や大学の可能性について、みなさんと考えてみたいと思います。
【申込】:11月16日(月)までに下記の申込フォームより要事前申込。
https://forms.gle/qf4ad7bJUVmp8JqK6
■ハラスメント防止啓発講演会「外国人の法律問題―多様な国籍の人と共に生きる―」
【日時】11月19日(木)10:50~12:30
【講師】小田陽平氏(弁護士、広尾パーク法律事務所所属/東京外国語大学スペイン語学科卒業)
【内容】スペイン語と英語を使用してさまざまな国の方の案件を扱っている小田氏と、多国籍な社会の魅力について一緒に考えていきましょう。
【申込】11月17日(火)までに下記の申込フォームより要事前申込。
https://forms.gle/EE9w8boefJJ4SAXv6
■犯罪被害防止講習「その時、あなたは自分を守れますか?―痴漢、性犯罪、ストーカー、デートDV―」
【日時】11月25日(水)12:35~13:15
【共催】東京都都民安全推進本部、ハラスメント防止啓発委員会、学生部
【内容】危険を回避するために、自分にできることを知っておきましょう。正しい知識はあなたの力になります。
【申込】11月23日(月)までに下記の申込フォームより要事前申込。
https://forms.gle/wSQYKx5ZMyh5BsHF8
■砂川秀樹氏 講演会「多様な私たちが多様に生きられるために」
【日時】11月27日(金)13:20~15:00
【講師】砂川秀樹氏
・講師紹介
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、博士(学術)。ぷれいす東京事務局長、東京プライド代表、ピンクドット沖縄共同代表を務めるなど、HIV/AIDSやLGBTQの活動にかかわり30年になる。主著に『カミングアウト』(朝日新聞出版/2018年)、『新宿二丁目の文化人類学』(太郎次郎社エディタス/2015年)など。
【申込】11月23日(月)までに下記の申込フォームより要事前申込。
https://forms.gle/AoGjhbvaeDZFAs168
●中央大学ダイバーシティセンターについて
(1)国際相互理解、多文化共生に関する分野、(2)ジェンダー・セクシュアリティに関する分野、(3)障害に関する分野を軸として、学内の学修や研究、その他キャンパスライフを送るための環境整備や、学生・教職員に対する啓発、学生の個別相談への対応などの活動を進めている。センターには各領域の専門性を有するコーディネーターが在籍しており、環境整備、啓発活動、相談業務を担当。現在、障害領域を専門とするコーディネーターが2名、ジェンダー・セクシュアリティ領域を専門とするコーディネーターが2名勤務している。聴覚障害などのある学生への情報保障(ノートテイク、UDトークを使用した文字起こしの支援など)を中心に、学生有償ボランティアの協力も得ながら活動している。
https://www.chuo-u.ac.jp/campuslife/diversity/
▼本件に関するお問い合わせ
中央大学ダイバーシティセンター事務室
TEL:042-674-4554
Email:dc-soudan-grp@g.chuo-u.ac.jp
▼取材に関するお問い合わせ
中央大学広報室
TEL:042-674-2050
Email:kk-grp@g.chuo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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