日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、1990年にSiam Tinplate Co., Ltd.(以下、STP社)に出資して以降、タイにおけるブリキ、ティンフリーの製造・販売拠点として、お客様への供給を行っております。
今般、日本製鉄および住友商事、メタルワンなどの他既存株主双方の意向が一致し、2021年2月を目途に他既存株主が保有する株式を日本製鉄が取得することに合意しました。STP社は日本製鉄の連結子会社となります。
タイは、先進国向けの食缶の輸出基地であり、引き続き、ブリキの需要が見込まれております。日本製鉄は、STP社の連結子会社化により、ブリキ原板の製造拠点であるNS-SUS社との一貫で日本製鉄グループの経営基盤の強化を図って参ります。
【STP社概要】
会社名 :Siam Tinplate Co., Ltd.
事業内容:ブリキ、ティンフリーの製造・販売
所在地 :タイ ラヨーン県マプタプット工業団地
設立 :1988年8月(商業生産開始 1992年2月)
資本金 :800百万バーツ(約26億円)
株主構成:現行 住友商事グループ、メタルワン、日本製鉄、日鉄物産、富安、タイ株主
日本製鉄子会社化後 日本製鉄(約9割)、タイ株主(約1割)
生産設備(公称能力):ブリキライン(14万トン/年)、ティンフリーライン(12万トン/年)
お問い合わせ先:総務部広報センター 03-6867-2146、2135、2977、3419