株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:望月 渡)は、この度、関東・関西・名古屋3地区の各民放5局を対象に2020年の年間(1月~12月)のテレビCM出稿動向
※をまとめましたので、お知らせいたします。
*今回は前回の速報版の集計期間(1月1日~11月22日)を1月1日~12月31日までとした確定版となります。
■2020年のテレビCM出稿量は一時落ち込みをみせたものの回復
/商品種類では“通信・web系サービス”が依然トップ
2020年のテレビCM総出稿量は、関東・関西・名古屋3地区とも、4月以降新型コロナウイルス感染症拡大による経済的な影響等により、一時大きな落ち込みをみせたものの徐々に回復し、12月時点では前年同月以上の出稿量となりました。
商品種類別にみると、3地区とも出稿量(秒数)が最も多いのは“通信・web系サービス”で、2018年以降3年連続、3地区すべてでトップとなっています。
■2020年の年間テレビCM出稿量1位は米倉涼子、テレビCM起用社数1位は橋本環奈
タレント別テレビCM出稿量(秒数)ベスト3(関東地区)
1位 米倉 涼子 2位 橋本 環奈 3位 吉岡 里帆
タレント別テレビCM起用社数 ベスト3(関東地区)
1位 橋本 環奈 2位 広瀬 すず 3位 賀来 賢人
タレント別テレビCM出稿量(秒数)で首位となったのは「米倉涼子」で、「興和」「楽天モバイル」などのCMに出演しており、前年の11位から大きく順位を上げています。2位の「橋本環奈」、3位の「吉岡里帆」と、上位3人を女性が占め、それぞれ前年順位から10位以上のランクアップで大きな躍進をみせました。
また全体を通して、携帯キャリアのCM出演者が多数ランクインしているのは例年の傾向ですが、トップ10にランクインした顔触れの半数以上が入れ替わったことは2020年の特徴といえるかもしれません。
タレント別テレビCM起用社数では、「橋本環奈」が22社と昨年より起用社数を大きく増やし首位となりました。2位は「広瀬すず」、3位は「賀来賢人」と、映画やドラマなど数多くの話題作に出演する3人がCM起用社数の上位に食い込みました。
※ビデオリサーチのグループ会社である株式会社ビデオリサーチコムハウスが、関東地区において「いつ」「どの局で」「何の(企業・商品)」CMが放送されたのかを収集し、独自の基準によって取りまとめた国内最大のテレビCMに関するデータベースであるテレビ広告統計により集計。テレビ広告統計は、ビデオリサーチがデータの提供を行い、ユーザニーズに応じて、月報(翌月)、週報(2週後)、テレビCM速報[全国テレビCMデータ](オンエア翌日)など様々なタイミングで関連業界にてご活用いただいております。
【集計概要】
集計対象局:関東地区 民放5局(日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ)
集計対象期間:2020年1月1日~2020年12月31日のオンエアCMを対象
※当リリースは、テレビ広告統計・月報(確定データ)を使用
【集計概要】
集計対象局:関東地区 民放5局(日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ)
関西地区 民放5局(毎日放送・ABC・関西テレビ・読売テレビ・テレビ大阪)
名古屋地区 民放5局(東海テレビ・中京テレビ・CBC・名古屋テレビ・テレビ愛知)
集計対象期間:2020年1月1日~2020年12月31日のオンエアCMを対象