2020年度は、法政大学の大学昇格(1920年)から100年、加えて東京法学社としての創設(1880年)から140年となります。この2020年に、法政大学では本学の大学史を中心に構成するミュージアム、HOSEIミュージアムを開設しました。
本シンポジウムは、このミュージアムを舞台として、同じ学祖(エミール・ボアソナード・ドュ・フォンタラビー博士)をもつ大学として2017年に連携協力協定を締結した法政大学・関西大学・明治大学の連携事業の一環として開催されます。
三大学の法律学校としての創設期、総合大学への転換期に焦点をあて、江戸から東京、なにわから大阪への都市形成と、法律学校・大学の形成の密接不可分な関わりを、様々な資料から明らかにします。
なお、本シンポジウムと同時期に、HOSEIミュージアムでは本シンポジウムの背景をなす、開設記念特別展示「都市と大学-法政大学から東京を視る」を開催いたします。
【シンポジウム開催概要】
■日時 :2021年3月20日(土)午後2時~4時
■開催方式 :オンライン配信方式 YouTubeライブ配信(チャット機能なし、Zoom併用)
■配信会場 :法政大学HOSEIミュージアム・コア内+関西大学内+明治大学内
■プログラム:
開会ご挨拶 法政大学総長(田中 優子)・関西大学学長(前田 裕)・明治大学学長(大六野 耕作)
報告1 「3人の若者 東京に法律学校をつくる」
田中 優子 法政大学総長・HOSEIミュージアム館長
報告2 「大阪に文科大学を-関西大学・なにわ大阪・千里山」
薮田 貫 関西大学名誉教授
ブレイク HOSEIミュージアム 開設記念特別展示のご紹介
古俣 達郎 HOSEIミュージアム専任所員
ディスカッション 「'江戸となにわ'から'東京と大阪'へ」
パネリスト:田中 優子・薮田 貫・古俣 達郎
コーディネーター:鈴木 智道 法政大学社会学部准教授・大学史委員会
閉会ご挨拶 関西大学理事長(芝井 敬司)・法政大学次期総長(廣瀬 克哉)
■参加 :参加費無料
■申し込み :HOSEIミュージアムwebsite(
https://museum.hosei.ac.jp/ )「ニュース」にて、
受付用のメールアドレス記載。申込後、参加申込者に視聴用URLをメール送付。
【開設記念特別展示「都市と大学 一法政大学から東京を視る」開催概要】
1880年、東京法学社として出発した本学は、神田地区の旧武家屋敷などを転々としながら、日本全土から上京した若者たちに法学教育を施しました。そして1920年大学昇格の翌年、現在の市ケ谷にキャンパスを開き、都市化の進展、交通網の発達に伴い、郊外へもキャンパスを広げていきました。 本展示では、都市東京の変容を法政大学の歴史から捉え直すとともに、東京という空間から本学の歴史を再考します。
期間:2021年3月8日(月)~2021年4月23日(金)
会場:HOSEIミュージアム ミュージアム・コアなど
*新型コロナウイルス感染症の状況で展示期間が変更になる場合もあります。websiteをご確認下さい。
HOSEIミュージアムwebsite:
https://museum.hosei.ac.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
法政大学HOSEIミュージアム事務室
TEL:03-3264-6501
メール:museum@hosei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/