既成概念にとらわれず、時代の流れやニーズをくみ取りながら、女性が長くキャリアを積み重ねることができる仕組みを積極的に取り入れています。場所や時間を超え、最先端のツールを使い、生産性を意識した働き方や業務効率化を推進するとともに、時間制約の有無に関わらず、女性の一人ひとりが持てる能力を最大限に発揮できるような「女性の新しい働き方」の実現を目指して、様々な支援制度を整えています。

今回、その実例と制度について、以下にまとめておりますので、ご覧いただければ幸いです。

■フルリモート・フルタイム復職１歳児ママ
ゼネラルマネジャー　中村 洋子

2010年入社―産休・育休取得　取得期間：2020年４月～2021年４月
今年４月末より、完全フルリモート・フルタイムで復職。
生後11か月で、産休前と同じポジションを担い、全事業部のスタッフをマネジメントしている。
復職後、自社開催のオンラインセミナーでは、満席御礼と抜群の集客力。作成したプレスリリースは、「ワールドビジネスサテライト」（テレビ東京）や「バラいろダンディ」（TOKYO MX）にも取り上げられた。ワンオペで育児と仕事との両立を図るが、復職後すぐに子供が病気を患ってしまう。在宅保育をしながらリモートワークをするなど工夫を凝らし、両立の難しい中でも、固定の労働時間がないため、うまく調整をしているという。
「ライフイベントを経ても、女性が妥協せずに働き続けられる環境づくりに努めたい。まずは自身がロールモデルとして実績をつくっていきたい」と語る。
■小学１年生ママ
エグゼクティブサーチ事業部
シニアマネジャー北岸 弥恵

2017年入社―時短勤務
出産を機に成長フィールドを求め、当社に入社。
当時、子供は１才。時短勤務の中、コンサルタントとして、経営人材・幹部人材の転職支援・キャリア支援を行う。2019年・2020年と当社売上１位のトップコンサルタントとなり、2020年には、マネジャーに昇格。コンサルタントと、そのサポートメンバーのマネジメントも行っている。
「仕事で学んだことも家庭で活きる。両立するからこその成長を」「フルリモート・時短勤務の制度を活用することで、小1の壁を感じることがなく、業務に専念できている」と話す。
経営に近いポジションに特化したキャリア支援をしている中で、様々なライフイベントと両立を図りながら日々奮闘している。