第25回常民文化研究講座 日本常民文化研究所の100年
渋沢敬三と日本の近代-越境し総合する知の100年
【本件のポイント】
●渋沢栄一の孫・渋沢敬三が創設した“アチックミューゼアムソサエティ”を前身とする神奈川大学日本常民文化研究所は創立100周年をむかえました。
●8名の講師により、日本の近代を中心に渋沢敬三とはいかなる人物だったのかを改めて問い直し、次への100年へとつなげていく常民文化研究講座です。
【日 時】
2021年12月4日(土)13:30~18:30(参加無料)
【会 場】
オンライン開催(Zoom)
【申込方法】
参加ご希望の方は、下記ページの「参加申込みフォーム」よりお申込みください。
http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/exhibition/list/211204.html
【申込期日】
12月1日(水)12:00まで
【プログラム】
■第1部 渋沢敬三と日本常民文化研究所の100年 13:30~14:40
趣旨説明 丸山 泰明(日本常民文化研究所)
「100周年に寄せる言葉」
渋沢 雅英 (公益財団法人渋沢栄一記念財団相談役)
基調講演「アチック学派の'知脈' 形成と'常民文化' 概念の誕生―人類学史の観点から―」
全京秀(ベトナム デュイ・タン大学外国語学部長・日本常民文化研究所客員研究員)
■第2部 人間渋沢敬三に迫る 14:50~16:50
永井 美穂(渋沢史料館)「渋沢敬三と祖父栄一 ―生い立ちからみえてくるもの―」
丸山 泰明 (日本常民文化研究所)
「ヨーロッパと南島の経験 ―他者へのまなざしと自己への内省―」
辻本 侑生(放送大学大学院)「渋沢敬三と銀行調査部 ―民間企業における「調査」の系譜―」
佐藤 健二(東京大学)「渋沢敬三における「学問」と「実業」」
■第3部 渋沢敬三から何を受け継ぎ、どのように受け渡すのか 17:00~18:30
ディスカッション
コメント 安室 知(日本常民文化研究所) 後田多 敦(日本常民文化研究所)
※内容につきましては、変更する場合がございます。
【講座概要】
神奈川大学日本常民文化研究所は2021年に創設から100周年を迎えました。はじまりは、大学生だった渋沢敬三が友人たちとつくったアチックミューゼアムソサエティです。渋沢の自邸の屋根裏に設けられた博物館からはじまった研究活動の意思は確実に受けつがれ、今日、本学において国内外の研究者と共同研究を行い、大学教育を行うまで成長しました。そこで100周年をきっかけとして、研究所の根本を確認するために、渋沢敬三とはいかなる人物だったのかを改めて問い直します。
渋沢敬三は、普通の人々、すなわち常民の生活を研究した学者であるとともに、日本銀行総裁や大蔵大臣などの政府の要職を務めた実業家でもあります。誰とでも分けへだてなく平等に向き合い、学界と財界をまたいで活動し、民俗学や民族学・歴史学を越境し総合した知と人格は、いかなる思想と経験によって形成されたのでしょうか。そして、学問と経済を通じて渋沢敬三が実現しようとしたものは何だったのでしょうか。渋沢敬三という人物を生み出した日本の近代、そして渋沢敬三が生きた日本の近代を検討することを通じて、これまでの100年をさらに次の100年へとつなげていく礎としていきます。
【お申込み】
Zoomを用いてオンライン開催いたします。下記ページより参加申込みフォームに入力の上、送信してください。お申し込みいただいた方には、IDとパスコードをメールにてお送りいたします。
○神奈川大学日本常民文化研究所Webサイト 本講座ご案内ページ
http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/exhibition/list/211204.html
【申込期日】
2021年12月1日(水)12:00まで
■本件に関するお問合せ
神奈川大学日本常民文化研究所
TEL: 045-481-5661(代)
FAX: 045-413-4151
〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋 3-27-1
E-mail: jomin-kouza25office@kanagawa-u.ac.jp
URL:
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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