BAT、国連主導の「Race to Zero」の加盟を発表~2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを宣言~

※本リリースは、2021年10月15日に発表されたものの日本語抄訳版です。



BAT、国連主導の「Race to Zero」の加盟を発表
~2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを宣言~
  • BATは国連主導のグローバルキャンペーン「Race to Zero(レース・トゥ・ゼロ)」https://racetozero.unfccc.int/join-the-race/)に加盟を発表
  • 科学に基づく目標(SBT)*(https://sciencebasedtargets.org/business-ambition-for-1-5c)として、2050年までにバリューチェーン全体におけるネットゼロ・エミッション(温室効果ガス排出量実質ゼロ)の実現を設定
  • 本目標は、すべてのステークホルダーに対してBATグループ戦略である「A Better Tomorrow(TM)(より良い明日)」を構築するサステナビリティ施策の最新事例

【10月15日 ロンドン】 – ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(以下、BAT)は本日、世界気候アクションの日(Climate Action Day)に応じて、国連主導のグローバルキャンペーン「Race to Zero(レース・トゥ・ゼロ)**」(https://racetozero.unfccc.int/join-the-race/)に加盟し、2050年までにネットゼロ・エミッション達成を目指すことを発表しました。

世界の平均気温の上昇を産業革命以前の水準から1.5℃未満に抑えるには、大規模で広範なアクションが求められており、企業も重要な役割を担っています。BATはその実現に向けて、従来からのサステナビリティに関する目標を改めて見直し、遅くとも2050年までに、バリューチェーン全体で温室効果ガス排出量の実質ゼロを実現することを目指します。

BATの今回の発表は、10月に開催されるG20サミットhttps://www.g20.org/)や11月に英国グラスゴーで開催される国連気候変動枠組条約締約国(COP26)会議https://ukcop26.org/)を始め、気候変動対策における世界の重要なマイルストーンに先駆けて行われたものです。BATの最高マーケティング責任者(CMO)、キングスリー・ウィートンは次のように述べています。「当社は『A Better Tomorrow(より良い明日)』を築くという目標を掲げ、あらゆる活動の中心に持続可能性を据えており、この度、温室効果ガス排出量実質ゼロを目指すRace to Zeroキャンペーンを支援できることを光栄に思います。これに加えて、BATはVuse、glo
(TM)、VELO等の新カテゴリー製品の開発に取り組むことで、2025年までに非燃焼性たばこ製品を利用する消費者を3,000万人へ増やし、新カテゴリー製品の売上50億ポンドを達成するという意欲的な独自目標も設定しています。」

持続可能な目標の実現に関するBATの直近の取り組み以下の通りです。
  • 2020年における自社の事業活動による二酸化炭素排出量についてBATはグループ全体で、昨対比30.9%、対2017年比37.4%の削減を達成
  • 2021年5月に、BATは世界で初となる、カーボンニュートラルなvapeブランドVusehttps://www.bat.com/group/sites/UK__9D9KCY.nsf/vwPagesWebLive/DOC55HZV)を発表***
  • 4,000社を超す欧州企業のうち、2014年から2019年の期間、売上高に対する温室効果ガス排出量の削減割合の高い上位300社をランキングした、Financial Times紙による2021年の気候リーダー(Climate Leader)の1社に選出
BATにおけるサステナビリティに関する取り組みの詳細については、こちらhttps://www.bat.com/group/sites/UK__9D9KCY.nsf/vwPagesWebLive/DO52AD7G)をご覧ください。


Race to Zeroについて
Race to Zeroは、温室効果ガス排出量を2030年までに半減、2050年までに実質ゼロの実現を目指す、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)が主導し「Climate Ambition Alliance(気候野心同盟)」が展開するグローバルキャンペーンです。このキャンペーンに参加する4,000社以上の企業で世界の二酸化炭素排出量の25%近くをカバーし、世界のGDPの50%以上を占めています。

BATグループについて
BATは、1902年に設立された、消費者向けマルチカテゴリー製品のリーディングカンパニーです。以下の取り組みにより、我々の事業が健康に及ぼす影響を低減することによって、「より良い明日(A Better Tomorrow
(TM))」を築くことを目指しています。
  • 消費者の皆様にお楽しみいただける、そしてリスクが低減の可能性を秘めた製品****†の選択肢を増やすこと
  • 燃焼性たばこには重大な健康リスクがあり、それを避ける唯一の方法は、喫煙を始めないか、禁煙するしかないことを明確に示すこと
  • 喫煙を続けることを選択した消費者に対して、科学的にリスク低減の可能性を示す代替製品****†への完全な移行の促進
  • BATの変革を追跡し、進捗状況を公表すること
  • BATは、2030年までに非燃焼性製品の消費者を5,000万人に増やすこと、2025年までに新カテゴリー製品の売上が少なくとも50億ポンドを達成する目標を公表しています

注記:
*科学的根拠に基づく目標(SBT)は、地球温暖化を産業革命以前のレベルから1.5℃未満に抑えるために必要な削減量でなければなりません。BATはすでに、気温上昇を2℃未満に抑えるという科学的根拠に基づく目標に沿って2030年までに自社の事業全体、2050年までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを実現するというSBTを設定しています。今後、この目標を1.5℃未満の気温上昇に抑えるために、再度、設定し直し、ネットゼロの基準および定義に対応していきます。

**出典: Science Based Targets Business Ambition for 1.5C Campaign
https://sciencebasedtargets.org/business-ambition-for-1-5c/

***2021年4月から12ヶ月間のePod、ePen、eTank mini、Altoの各デバイスと消耗品の売上の内部予測(2021年3月計算)に基づきます

****たばこ喫煙からの完全な移行を想定した化学的根拠の重要性に基づくもの。これらの製品が全くリスクを阻まないことはなく常習性もある。

†Vuse、VELO、Grizzly、Kodiak、Camel Snusを始め、米国内で販売されているBAT製品は、アメリカ食品医薬局(FDA)の規制対象であり、FDAの認可を得ずにこれらの製品の健康リスク低減に関する文言を使用することはありません。

BAT Group Press Releases
This release contains certain forward-looking statements, including "forward-looking" statements made within the meaning of the U.S. Private Securities Litigation Reform Act of 1995. These statements are often, but not always, made through the use of words or phrases such as "believe," "anticipate," "could," "may," "would," "should," "intend," "plan," "potential," "predict," "will," "expect," "estimate," "project," "positioned," "strategy," "outlook", "target" and similar expressions. These include statements regarding our customer target ambition, New Categories revenue targets and our ESG targets.
All such forward-looking statements involve estimates and assumptions that are subject to risks, uncertainties and other factors. It is believed that the expectations reflected in this release are reasonable but they may be affected by a wide range of variables that could cause actual results to differ materially from those currently anticipated. A review of the reasons why actual results and developments may differ materially from the expectations disclosed or implied within forward-looking statements can be found by referring to the information contained under the headings “Forward-looking statements” and "Group Principal Risks" in the 2020 Annual Report and Form 20-F of British American Tobacco p.l.c. (BAT).
Past performance is no guide to future performance and persons needing advice should consult an independent financial adviser. The forward-looking statements reflect knowledge and information available at the date of preparation of this release and BAT undertakes no obligation to update or revise these forward-looking statements, whether as a result of new information, future events or otherwise. Readers are cautioned not to place undue reliance on such forward-looking statements.
Additional information concerning these and other factors can be found in BAT's filings with the U.S. Securities and Exchange Commission ("SEC"), including the Annual Report on Form 20-F and Current Reports on Form 6-K, which may be obtained free of charge at the SEC's website, http://www.sec.gov and BAT’s Annual Reports, which may be obtained free of charge from the British American Tobacco website www.bat.com.

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組織名
BATジャパン
ホームページ
https://www.batj.com/
代表者
エマ ディーン
上場
非上場
所在地
〒107-6220 東京都港区赤坂9丁目7-1ミッドタウンタワー20階
連絡先
03-6440-5700

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