獨協大学(埼玉県草加市/学長:山路朝彦)は12月3日(金)、4日(土)、第32回獨協インターナショナル・フォーラムを開催(共催:日本カミュ研究会)。「アルベール・カミュ:生きることへの愛」をテーマに、国内外の研究者らによる講演と討論が行われる(同時通訳有(日本語・フランス語))。Zoomウェビナーを利用したオンライン開催で、事前申し込み制。参加費無料。
獨協大学は2010年、アルベール・カミュの没後50 周年を記念して、第22回獨協インターナショナル・フォーラム「アルベール・カミュ:現在への感受性」を開催した。
それから10年が経過した現在、世界は未曽有のパンデミックに直面して、カミュが『ペスト』で描いた闘いが私たちの目の前で現実のものとなっている。
日本の読者にとって、カミュは「不条理」と「反抗」の作家として知られている。しかし、彼のすべての作品の基盤にあるのは強烈な「生きることへの愛」であることは、これまであまり指摘されてこなかった。
カミュ没後60年を過ぎ、パンデミックによって混迷を極める時代にあって、カミュが守ろうとした人間の根源にかかわる諸価値は、ますます重要性を増している。カミュが生きたのは暗く、激動する20世紀であったが、生涯は生きることへの愛に満ちていた。
今回のフォーラムでは、国内外の研究者による講演・討論を通じ、不条理と反抗の作家として知られるカミュのもうひとつの顔、「愛」の作家としてのカミュ像にせまる。概要は下記の通り。
◆第32回獨協インターナショナル・フォーラム「アルベール・カミュ:生きることへの愛」
【日 時】
12月3日(金)13:15~18:15
12月4日(土) 9:30~18:30
【開催方法】 Zoomウェビナー(オンライン開催)
【主 催】 獨協大学外国語学部フランス語学科・獨協大学国際交流センター
【共 催】 日本カミュ研究会
【後 援】 国際カミュ学会、フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、日本フランス語フランス文学会、埼玉県、草加市、獨協大学同窓会
【協 賛】 株式会社サイマル・インターナショナル、株式会社白水社
【使用言語】 日本語・フランス語(同時通訳)
【参加申込】
下記URLから事前予約制(参加無料)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf3s_6Sgdo-unwcAYb2tCJLtRdlbCXhdlyCRVJi7CI4-xoasw/viewform
【コーディネーター】 根木昭英(獨協大学外国語学部フランス語学科専任講師)
※詳細は下記URLを参照。
https://www2.dokkyo.ac.jp/fre/camus/index_jp.html
(参考)獨協大学外国語学部フランス語学科
https://www2.dokkyo.ac.jp/fre/
▼本件に関する問い合わせ先
国際交流センター
行(なめ)川(かわ)、田中、鈴木
住所:埼玉県草加市学園町1-1
TEL:048-946-1918
メール:a-kokuse@stf.dokkyo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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