LGBT+などをサポートする200名を超える社員リソースグループも取り組みを先導
~全ての社員が働きやすく、一人ひとりがその能力を最大限に発揮できる職場に向けて~
日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下、日本イーライリリー)は、LGBT+
*1などのセクシャル・マイノリティへの取り組みを評価する「PRIDE指標2021」で、2年連続「ゴールド」を受賞しました。
日本イーライリリーは、性的指向や性自認に関わらず全ての多様な社員一人ひとりがその能力を最大限に発揮できるよう、互いに価値観を尊重し、幅広い多様性を受け入れ活かすダイバーシティ&インクルージョン(D&I)への取り組みを進めています。その1つとして、社員主導により、豊かでインクルーシブな職場環境を醸成し、OUR PURPOSE(使命)の実現に貢献する、社員リソースグループ(ERG)
*2の活動があります。現在、日本イーライリリーにはERGが3グループあり、それぞれに経営陣がスポンサーとして社内の活動にアドバイスとサポートを行い、社内でのERGの認知度向上を推進しています。
LGBT+などのセクシャル・マイノリティのサポートに関しては、Ally(アライ)
*3のERGとして「LGBT+Ally」が2020年に発足し、メンバーは200名を超えました。
「LGBT+Ally」ロゴ
今年から始めたニュースレターでは、情報提供に加え、アライ個人が上司や同僚あるいは家族として直面した共感されやすいエピソードの紹介等を通して、さらなる社内の関心喚起を図っています。2021年の主な活動は下記の通りです。
●ニュースレターの発行
・独自に作成したニュースレターを2021年より全社員向けにメール配信(四半期に一度)
・「LGBT+Ally」の活動や日本イーライリリーが取り組むD&I施策の紹介
・LGBT+に関連する時事情報・おすすめ書籍や映画の紹介
・教育資材の啓発、外部講師によるD&Iに関する講演案内
・社員が業務やプライベートで直面したLGBT+にまつわるエピソード紹介
●「Ally Live」への参加
米国本社が四半期に一度主催する、世界各地のアライのERGが集合し、学びを共有する会議「Ally Live」に参加し、日本での活動について紹介するとともに社員で共有する情報を取得
●LGBT+に関する教育資材の作成 米国本社が作成したさまざまな教育資材をベースに、日本でのLGBT+に関連する課題や施策なども盛り込み、社員への啓発活動を展開
今後も、「LGBT+Ally」は、社内の現状把握を目的としたLGBT+やアライに関する調査、社内外で認知度を上げるためのキャンペーンなどを計画しており、社内理解と働きやすい環境づくりを継続して進めていきます。
その他、LGBT+などのセクシャル・マイノリティを含むD&Iにかかわる主な取り組みは下記の通りです。
●「職場の行動規範」として「性別、障がいの有無、性的指向、性自認、年齢、国籍、人種、宗教、信条や価値観、そして働き方などさまざまな違いにより区別されることなく、一人ひとりがその能力を最大限に発揮できるよう、組織全体で取り組んでいること」を定め、会社の姿勢として企業ウェブサイトや会社紹介冊子、社内イントラネットなどでも広く発信
https://www.lilly.co.jp/operating-responsibly/diversity-inclusion
●社内規定における「配偶者」の定義を「パートナー」に変更(2019年)。配偶者に適応している社内制度は、すべてパートナーにも適応(ただし日本の法律で不可能なものを除く)
https://news.lilly.co.jp/down2.php?attach_id=623&category=13&page=1&access_id=1941
●アジア最大級の LGBT+関連イベント「東京レインボープライド 2021」に初協賛(2021年)。「LGBT+Ally」が本イベントの主旨に共感し、社外イベントへの参加を通した社員のLGBT+の理解促進や互いに働きやすい職場づくりを目指し、協賛を提案したことで実現
https://news.lilly.co.jp/down2.php?attach_id=774&category=19&page=1&access_id=2119
●社員への気づきと行動変革を促す社内向けイベント「D&Iサミット」を開催。「LGBT+Ally」を含む3つのERGが主体的に外部講師による講演などを開催(2020年まではD&Iデーと1日イベントだったものを、D&Iサミットと改称しウィークイベントとして複数の企画を2021年は実施) 「LGBT+Ally」のエグゼクティブ・スポンサーである日本イーライリリーのマーケティング本部長John Bickel(ジョン・ビッケル)と法務本部長Kevin P Yamaga-Karns(ケビンP・ヤマガ・カーンズ)は、今回の受賞に際し、次の通り述べています。「2年連続、PRIDE指標で『ゴールド』を受賞できたことを、大変光栄に思っています。引き続き、日本イーライリリーにおけるLGBT+などセクシャル・マイノリティをサポートする積極的な活動を支援し、よりインクルーシブな文化の中ですべての社員が最大限に能力を発揮でき、自分らしくいることができる職場の実現を目指します。」
*1 LGBT+(エルジービーティ―プラス):Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイセクシャル)、Transgender(トランスジェンダー)に加え、様々な性的指向、性自認を意味する
*2 ERG: Employee Resources Group 社員リソースグループ。現在、日本イーライリリーでは、女性社員が自らのキャリア開発について積極的に考え、充実したキャリアを築くための「ウィメンズネットワークリーダーズグループ」、LGBT+などセクシャル・マイノリティをサポートする「LGBT+Ally」、身体的または精神的な健康問題を抱える社員や取り組みに共感する社員グループの「enAble Japan」の3つのERGが活動
*3 Ally(アライ):味方や同盟を意味し、LGBT+を自発的に支援する人のこと
以上
ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)への取り組みについて
日本イーライリリーでは、社員一人ひとりが多様な価値観を互いに尊重し、幅広い多様性を受け入れ活かすD&Iを促進し、これにより社員一人ひとりの成長ならびにその能力の最大限の活用を促して会社を成長させることが、OUR PURPOSE(使命)である「世界中の人々のより豊かな人生のため、革新的医薬品に思いやりを込めて」の達成にもつながると考えています。主な取り組み等は、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.lilly.co.jp/operating-responsibly/diversity-inclusion
PRIDE指標について
PRIDE指標とは、任意団体「work with Pride」が「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQが働きやすい職場づくりを日本で実現する」ために活用する指標です。その各文字に合わせた「Policy(行動宣言)」、「Representation(当事者コミュニティ)」、「Inspiration(啓発活動)」、「Development(人事制度・プログラム)」、「Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)」の5つを評価指標にしています。
詳細は
https://workwithpride.jp/pride-i/ をご覧ください。
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イーライリリー・アンド・カンパニーについて
リリーは、世界中の人々の生活をより良いものにするためにケアと創薬を結び付けるヘルスケアにおける世界的なリーダーです。リリーは、1世紀以上前に、真のニーズを満たす高品質の医薬品を創造することに全力を尽くした1人の男性によって設立され、今日でもすべての業務においてその使命に忠実であり続けています。世界中で、リリーの社員は、それを必要とする人々の人生を変えるような医薬品を開発し届けるため、病気についての理解と管理を向上させるため、そして慈善活動とボランティア活動を通じて地域社会に利益を還元するために働いています。
リリーの詳細については
https://www.lilly.com および
https://www.lilly.com/news をご覧ください。
日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。人々がより長く、より健康で、充実した生活を実現できるよう、革新的な医薬品の開発・製造・輸入・販売を通じ、がん、糖尿病、筋骨格系疾患、中枢神経系疾患、自己免疫疾患、成長障害、疼痛、などの領域で日本の医療に貢献しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
https://www.lilly.co.jp