関西大学人間健康学部(学部長:村川 治彦)と堺市立総合医療センター(院長:大里 浩樹)はこのたび、堺市域における健康増進および健康寿命の延伸を推進することを目的として、包括連携協力に関する協定を3月9日(水)に締結しました。
【本件のポイント】
・産学医連携によって、堺市域における健康増進および健康寿命の延伸を目指す
・新型コロナウイルス感染症対策プロジェクトでは、ワクチン職域接種や接種後の副反応調査などを実施
・アフターコロナの時代を見据えた「健康学」分野における教育・研究・社会貢献活動を展開
本協定を機に、新型コロナウイルス感染症対策プロジェクトをはじめ、産学医連携による健康増進事業等の展開、また、アフターコロナの時代を見据えた「健康学」分野における教育・研究・社会貢献活動や、若年層の健康・疾病に対する意識向上にも協働して取り組んでいきます。
■ 連携・協力事項
(1)堺市域における健康増進及び健康寿命の延伸に資する活動に関すること
(2)健康寿命の延伸に向けた調査・研究に関すること
(3)「健康学」分野における教育・研究・社会貢献活動に関すること
(4)学生等に対する疾病予防等の啓発に関すること
■ 主な実施事業
(1) 新型コロナウイルス感染症対策プロジェクト(2021年9月から先行実施)
新型コロナウイルス感染症およびワクチン接種に対する正しい知識の普及・啓発を行い、大学関係者(学生・教職員等)が安心してワクチン接種を受けることができる環境の整備に取り組んでいます。また、ワクチン接種による若年層への影響の総合的な調査を目的として、啓発動画の作成、ワクチンの大学拠点接種、接種後の副反応調査、ワクチン接種に関する意識調査などを協働して実施しています。
(2) 働く世代を対象とした生活習慣病予防事業(2022年度実施予定)
堺市立総合医療センターと本学人間健康学部、民間企業による共同事業として、働く世代を対象に、メタボリックシンドロームの予防と筋力の低下防止・維持を目的とする生活習慣病予防事業を実施します。
(3) その他
高齢者を対象とした「フレイル予防事業」(2022年度に実施予定)や、がんをはじめとする疾病に関する正しい知識の普及・啓発活動(実施時期未定)にも協働して取り組む予定です。
(村川 治彦:関西大学人間健康学部長・研究科長 コメント)
堺市立総合医療センターには、堺キャンパスでの新型コロナワクチン接種の際にも全面協力いただいており、今回の協定締結が、本学部の地域における「健康(health)」と「健幸(well-being)」に関する様々な取組みにおいて、さらなる発展のきっかけとなることを期待している。
(大里 浩樹:堺市立総合医療センター院長 コメント)
当院は、地域に根差した自治体病院として、堺市民の健康維持・健康寿命の延伸を支援するため、行政および地域の医療関係者や団体と協力し、がんや生活習慣病などの予防・啓発、早期発見・早期治療に取り組んでいる。本協定締結を機に、双方の特色や強みを生かしながら堺市民のために多くの取組みを進めていきたい。
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2021/No62.pdf
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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