大阪経済大学(学長:山本俊一郎/所在:大阪市東淀川区大隅2-2-8)は、南海電気鉄道株式会社(以下、南海電鉄)、大阪健康福祉短期大学、大阪府立泉北高等学校(以下、泉北高校)と協働し、学生らが講師となって泉北ニュータウン地域の高齢者を対象にスマートフォンに関するお悩み相談やLINEの使い方等を教える「高校生&大学生によるかんたんスマホ講座」を、2022年5月15日(日)、6月19日(日)、7月17日(日)泉ヶ丘センタービルにて開催します。
「スマートシティ」が推進される泉北ニュータウンで、高齢者のデジタルリテラシー向上を。
コロナ禍で社会のデジタルサービスは著しく進化し、オンラインで遠隔地の家族や友人とつながることや行政手続きのオンライン化、スマホ決済などが一般的になりました。一方で、スマホが使えない高齢者がそのサービスを十分に享受できていない状況や、デジタル格差による社会的孤立が懸念されます。
泉北ニュータウンでは、ICT技術を活用し市民の利便性や生活の質の向上をめざす「スマートシティ」が推進されており、こうした中で住民のデジタルリテラシーの向上は喫緊の課題となっています。
この課題解決に取り組むため、これまで東淀川区や泉北ニュータウンで「スマホ講座」を開催し高齢者のデジタルリテラシー向上に取り組んできた人間科学部・高井逸史ゼミと、シニアの運動と計測習慣づくり等を促すヘルスケアアプリ「へるすまーと泉北」の実証実験(2022年4月~8月)など、健康寿命延伸を目的とした取り組みを行っている南海電鉄が協力し、泉北ニュータウン地域の高齢者に向けたスマホ講座を企画しました。
また、泉北ニュータウン地域の大阪健康福祉短期大学、泉北高校にも賛同・協力を得て本講座の実施にいたりました。
人間科学部・高井ゼミ生が、泉北ニュータウン地域の短大生・高校生らとともに高齢者にマンツーマンでスマホのお悩み相談やLINEの使い方を指導。多世代交流も。
講座では、自身のスマートフォンを持つ高齢者を対象に、高井逸史ゼミの学生(2、3年生)が、大阪健康福祉短期大学の学生や泉北高校の生徒らとともに講師となり、マンツーマンでスマホのお悩み相談を行うほか、「LINE」やヘルスケアアプリ「へるすまーと泉北」の使い方講座を行います。また15日(日)14時からは、同敷地内のいずみがおか広場にて、申し込み不要で気軽にスマホのお悩み相談ができる「青空スマホ教室」も開催します。
本講座を通じて泉北ニュータウン地域の高齢者がスマホに慣れる機会を創出し、また多世代交流による持続可能なまちづくりへの貢献を目指します。
▼本件に関する問い合わせ先
企画部広報課
住所:大阪市東淀川区大隅2-2-8
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