7月9日(土)、成蹊大学(東京都武蔵野市、学長:森雄一)文学部芸術文化行政コースの成果発表会「SEIKEI ART SYMPOSIUM 2022~手と手でつなぐ人と人~」が武蔵野芸能劇場で開催されます。
今回の成果発表会では、成蹊大学文学部芸術文化行政コースと、武蔵野市内に拠点をもつ障害福祉系の特定非営利活動法人ペピータが2021年度より協働して制作したアートプロジェクト『マノ・マノ・ムーチョ!』の活動報告を行います。また、文化政策の専門家であり、武蔵野市の文化行政にも長年携わってこられた東京大学の小林真理教授や、社会包摂と芸術の専門家である九州大学の長津結一郎准教授、NPO法人ペピータの酒井陽子理事長などを登壇者として招き、トークセッションを交えて武蔵野市における本プロジェクトの価値化を行います。
【開催概要】
日時:2022年7月9日(土)13:00~ 15:00(予定)※開場12:30
会場:武蔵野芸能劇場 〒180-0006 東京都武蔵野市中町1丁目15番10号
主催:成蹊大学文学部芸術文化行政コース「成蹊アートプロジェクト」
登壇者:小林真理(東京大学 文化経営学専門分野 教授)
長津結一郎(九州大学 芸術工学研究院 未来共生デザイン部門 准教授)
酒井陽子(特定非営利活動法人ペピータ理事長)
大西健太郎(ダンサー)
司会:川村陶子(成蹊大学 文学部教授)
【お申し込み方法:対面(定員100名)】
以下URLより申込サイトへアクセスし、必要事項をご入力の上、お申し込みください。
https://seikei-aaca.wixsite.com/seikeiartproject/event
【お申し込み方法:オンライン配信】
オンラインでご視聴いただく際も事前のお申し込みが必要です。以下URLより申込サイトへアクセスし、必要事項をご入力の上、お申し込みください。
https://seikei-aaca.wixsite.com/seikeiartproject/event
■成蹊大学 文学部 芸術文化行政コースについて
官民における芸術文化振興の担い手を育成することを目的として2020年4月に開設されたコースです。行政やNPOによる芸術文化振興の実務を学ぶとともに、芸術文化を通じてさまざまな人たちが共生できる社会を考えています。武蔵野市内の文化施設や事業団・市民団体などと連携し、芸術文化活動の実践と芸術文化行政の実務への理解を深めるほか、芸術文化活動を通じて、子ども・若者・高齢者、障害者や外国人住民など、さまざまな人が共生できる社会を考えています。
詳しくは本学ウェブサイトをご覧ください。
https://www.seikei.ac.jp/university/brilliant2020/aca.html
■「制作実習」について
芸術文化行政コース科目である「制作実習(A~D)」の最終的な目標は、学生自らが演劇祭や美術展、音楽祭や写真展などの企画立案から実現まで行うことです。昨年度から「障害とアート」というテーマで実習が進行しており、芸術文化の基礎的・予備的知識を座学で学んだり、これまで障害のある人々と行う芸術文化活動に関する専門家やアーティストをゲスト講師とコミュニケーションを取ったりして、準備を進めてきました。
■「成蹊アートプロジェクト」について
「成蹊アートプロジェクト」は、成蹊大学と武蔵野市行政、市内の市民文化団体や NPO 法人などの官民学が連携し、武蔵野市における共生社会の実現を芸術文化の観点からめざすアートプロジェクトです。本学文学部芸術文化行政コースの学生が、実際に地域へとびだし、行政職員や市民とコミュニケーションをとりながら、主体的に企画制作を行います。官民学三者間を芸術文化行政コースの学生がつなぐことによって、成蹊大学がハブとなり、武蔵野市行政と市民の縁を芸術文化で結ぶことを目指します。
※アートプロジェクトは社会一般的な既存の関係性(例えば、''健常者''と''障害者''など)の境界線を揺り動かし、新たな関係性や価値観を人々へもたらします。本プロジェクトでも、社会包摂型アートに精通したアーティストを招聘するだけでなく、成蹊大学の学生が実際に地域へ赴くことによって、武蔵野市にある行政と市民などの既存の関係性に揺らぎをもたらし、従来社会の周縁に位置づけられてきた人々(子ども・ 若者・高齢者、障害者や外国人住民)が、より住みやすい地域・社会づくりに貢献することを目指します。
■「マノ・マノ・ムーチョ!」について
「マノ・マノ・ムーチョ!」は、アーティストの大西健太郎(ダンサー)を迎え、「社会的包摂」を大きなテーマとして掲げたアートプロジェクトです。NPO法人ペピータの「ペピータ」が、スペイン語で「種」を意味するということで、プロジェクト名もスペイン語に。「マノ」は「手」、「ムーチョ」は「いっぱい」、「手と手がいっぱい!」という意味のプロジェクト名です。NPO法人ペピータの日中一時支援事業「ペピータくらぶ」の枠をお借りし、大西と学生、そしてペピータくらぶからの参加者と共に、身体パフォーマンスを共創しています。具体的には、身体(特に手)を使った新たなコミュニケーションの型を模索しています。これは、言語によるコミュニケーションが必ずしも成立するわけではない障害福祉分野において、障害をもつ当事者とともに身体表現を通じた新たなノンバーバル・コミュニケーションを共創する試みです。
■当日の取材・撮影について
・取材・撮影をご希望の場合は事前に広報グループまでご連絡ください。
・写真を撮影される場合は、来場者個人の顔が判別できないように撮影をお願いいたします。
・学生、登壇者のみインタビュー・撮影が可能です。
・新型コロナウイルス感染症の感染予防対策上、来場者把握を徹底しております。参加をご希望される場合は、必ず参加を希望されるご本人様がお申し込みください。
・当日は、記録として会場の様子を録画いたしますが、アーカイブ配信はいたしません。
・オンライン配信視聴用のZoom URLは、ご登録いただいたメールアドレス宛に、シンポジウム開催前日までにお送りいたします。
・LIVE配信視聴用のZoom URLは、お申し込みいただいたご本人様のみのご利用とさせていただきます。第三者への共有は固くお断り申し上げます。
▼本件に関する問い合わせ先
成蹊学園企画室広報グループ
TEL:0422-37-3517
FAX:0422-37-3704
メール:koho@jim.seikei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/