日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、2020 年4 月に圧延H形鋼としては世界最大のウェブ高さ 1200 mm・フランジ幅 500 mm の断面を持つメガハイパービームⓇを販売開始し、これまで大型物流施設や工場、超高層ビル案件などを中心に採用いただいていますが、このたび、ウェブ高さ 800 mm~1050mm・フランジ幅 450 mm~500 mm のサイズを新たにラインナップに追加しました。これによりメガハイパービームⓇの製造シリーズが18 シリーズから30 シリーズへ拡大し、フルラインナップとなりました。
今回のメガハイパービームⓇの製造シリーズ拡大により、建築物の大型化に伴う鉄骨の大断面化、深刻化する人手不足を背景とした更なる工期の短縮化のニーズに最大限にお応えできるとともに、荷重が大きくかかる箇所でも梁の長さ・高さを変えずに設計が可能になるなど、需要の高まる大型物流倉庫やデータセンターなどでの更なる採用拡大が期待されます。また、メガハイパービームⓇは、今回ラインナップに追加したシリーズを含め、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)が認証するエコリーフ環境ラベルについても取得済となっています。
【写真】 左から
・ハイパービームⓇ(既存シリーズ)ウェブ高さ 800 mm×フランジ幅 300 mm
・メガハイパービームⓇ(今回追加シリーズ)ウェブ高さ 800 mm×フランジ幅 500 mm
・メガハイパービームⓇ(既存シリーズ)ウェブ高さ 1200 mm×フランジ幅 500 mm
日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「住み続けられるまちづくりを」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。
以 上
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