玉川大学(東京都町田市/学長:小原芳明)は10月25日(火)、「奏學祭2022 SPIRIO r PIANO ―その魅力と可能性―」を開催する。今年7月に同大が導入した、スタインウェイ&サンズ社のグランドピアノ「SPIRIO r」をプログラム構成のテーマとして実施。最高峰の音色と最先端のテクノロジーを兼ね備えたグランドピアノを中心として、演奏や対談を同大学生及び関係者対象に行う。
奏學祭は昨年10月、玉川大学ESTEAM(*1)エリアの校舎完成を記念して、農・工・芸術学部の協創により初めて行われたもの。今年度は芸術学部の主催で、スタインウェイ&サンズ社のグランドピアノ「SPIRIO r(*2)」をプログラム構成のテーマとして開催する。
このピアノは今年7月、玉川学園キャンパス内の施設「University Concert Hall 2016」に新たに加わったもの。日々の授業や行事等で活躍する次世代の教材として大きな可能性を持ち、最高峰の音色と最先端のテクノロジーを兼備している同モデルは、学園全体で推進しているESTEAM教育において、芸術と工学の融合のシンボルとなることが期待されている。
当日のコンサートでは、玉川学園が創立以来掲げてきた「本物に触れる教育」と、これからの時代に向けた「ESTEAM教育」という二つの理念を演奏とともに届ける。
※奏學祭2022をメディアの皆様向けに公開させていただきます。取材ご希望の場合は、10月24日(月)までに広報課までご連絡ください。
■「奏學祭2022 SPIRIO r PIANO ―その魅力と可能性―」
【日 時】 10月25日(火) 17:30~19:00 (開場17:00)
【会 場】 玉川大学University Concert Hall 2016「MARBLE」
【主 催】 玉川大学芸術学部
【協 力】 スタインウェイ・ジャパン株式会社
【対 象】 玉川大学生他関係者
【プログラム】 ※演奏会プログラムは変更になる場合があります。
1. ピアノ独奏
・前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2 Prelude in C sharp minor,Op.3-2(S.ラフマニノフ作曲)
林 京平 (芸術学部講師)
2. ショートレクチャー<工学と芸術の対話>
・SPIRIO r PIANOについて―その魅力と可能性―
工学部長 山崎 浩一 (工学部教授)※「崎」は正しくは「たつさき」
芸術学部音楽学科 野本 由紀夫 (芸術学部教授)
3. 作品発表―Music &Projection―
・音楽SPIRIO r PIANOと映像のための作品
映像:八木澤 桂介 (芸術学部講師)
作曲:坂田 晶 (芸術学部技術指導員)
4. SPIRIO r PIANOに収録されている演奏映像データから著名なピアニストの演奏
・ゴルトベルク変奏曲BWV988よりアリア(J.S.バッハ作曲)
演奏:グレン・グールド (1932-1982)
・ソナタ ト長調 K 55/L 335(D.スカルラッティ作曲)
演奏:ウラディミール・ホロヴィッツ (1903-1989)
<休憩>
5. 室井 摩耶子 先生による事前収録演奏 SPIRIO r PIANO
・ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品 27-2《月光》より 第1楽章(L.v.ベートーヴェン作曲)
101歳現役ピアニスト室井 摩耶子 先生のピアノ独奏(自動演奏)―演奏動画と共に―
6. SPIRIO r PIANOの事前収録演奏(自動演奏)とピアノ2台との共演3台6手
・ピアノ協奏曲 第10番~2台のピアノのための~変ホ長調 K.365より第3楽章(W.A.モーツァルト作曲)
事前収録したオーケストラパートとの共演
Primo 松川 儒(芸術学部教授)
Secondo 津島 圭佑(芸術学部講師)
7. ピアノ独奏
・愛の小径(F.プーランク作曲)
・ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53《英雄》(F.ショパン作曲)
小佐野 圭 (芸術学部教授)
【本プログラムで使用するピアノ】
Steinway&Sons SPIRIO r D274 2022年製
Steinway&Sons D274 1990年製
Bosendorfer imperial 290 1990年製(ひとつめのoは正しくはウムラウトが付く)
※いずれも玉川大学・玉川学園所蔵
※取材を希望されるメディアの方は、10月24日(月)までに広報課までご連絡ください。
(*1)ESTEAM
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Arts)、数学(Mathematics)を統合的に教えるSTEAMに、ELF(English as a Lingua Franca:共通語としての英語)を融合した玉川大学で推進している教育。
(*2)SPIRIO r
スタインウェイ&サンズ社のフルコンサートグランドピアノ。最高峰の音色を持つ楽器本来の芸術的価値だけでなく、演奏の録音、再生、自動演奏といった最新鋭の工学技術が盛り込まれている。
周囲の話し声などは拾わず、ピアノの打鍵とペダリングの記録で演奏を再現できるため、練習課程を残せるほか、音源の編集、生演奏を伝えていくことも可能。
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https://www.u-presscenter.jp/article/post-46705.html
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