株式会社サンクチュアリ・パブリッシング(本社:東京都文京区 代表取締役:鶴巻謙介)は、2022年11月8日より、書籍『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』(著者:デラさん)を全国の書店にて発売開始します。
https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/cate00054/book1357.html
■現役うつだからこそ分かる「リアルに効果があったこと」
厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設に対して行っている「患者調査」によると、平成8年には43.3万人だったうつ病等の気分障害の総患者数は、平成20年には104.1万人と12年間で2.4倍に増加しました。
(引用:厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部 精神・障害保健課「自殺・うつ病等対策プロジェクトチームとりまとめについて」)
原因はIT化が進み1人あたりが処理する情報量が増えたり、希望を見出せない雇用形態など、現在の日本で「生きにくさ」が増しているからだと考えられます。
一度なってしまうと、うつ病はなかなか治らない。だからこそ自分の欠陥を受け入れ、それでもうまいことハックすればどうにか生きていける...。
著者のデラさんはうつ病持ちで今年で発症して9年目。20代のほとんどをうつ病として生きています。
30歳の今、未だ完治はしていませんが、うつの「底」から抜けるためにやったノウハウを惜しみなく
発信しています。
この本は、なかなか他人には伝わりづらい「うつ病の人ってこういう状態」というものを分かりやすく言語化しており、さらに当事者だからこそ分かる「うつの自分との向き合い方」を示してくれる一冊です。
■7本の連載記事がわずか半年で200万PV突破
デラさんはその言語化能力の高さから、スキルマーケット 「ココナラ」でうつ病の方やうつの彼氏・旦那さんをお持ちの方・うつ病予備軍の方の相談、販売したところ、200件を超える高レビューを獲得しました。
またサンクチュアリ出版のウェブマガジン「ほんよま」でデラさんが「うつ病になった僕が伝えたいこと」を連載したところ、わずか7記事にも拘らず半年で200万PVを超える人気連載記事となりました。
(ほんよま:https://sanctuarybooks.jp/webmag/category/utsuboku)
■主人公ではなく「村人A」として生きる選択
この世に生きるすべての人にとって、人生とは自分が主人公の物語。しかしデラさんは、本当に大切なのは「みんなに愛されるヒーローではなく、隣にいる誰かの役に立てる人になることが重要」だと言います。
実際に自分を主人公ではなく「村人A」と思って生き直したら、少しずつ元気になっていったそうです。
限られた人数だけが夢を叶えられる仕組みでは、そこからあふれる人が出てしまうのは当然のこと。
だからこそ、「しょぼいなりに楽しい人生にしよう」と自分への期待値下げて生きられるようにすることがオススメです。たとえて言うなら、ドラクエで最初の村に出てくるような“村人A”、つまりサブキャラ。
(中略)
本当に大切なのは、自分の身近にいる誰かの助けになること。目に見えない「世間」から称賛されることよりも、目の前にいる「大切な人」にとって価値のあることをやればいい。
そう考えると、やるべきことはとてもシンプルになっていくはず。
ヒーローにはならなくていい。現実的に誰かの役に立つことこそ、物語ではなく、現実に生きるあなたの目指すべきことです。(本文より抜粋)
<中身見本>
【目次】
【LEVEL1 マインド編】
・うつ病前の自分に戻ろうとしない
→「前の自分」に戻るよりも「新しい自分」をつくり上げる
・村人Aとして生きる
→サブキャラにも楽しく生きる権利はある
・無理しない=消費量<回復量の状態
→省エネモードで1日の消費エネルギー量を減らす
・うつは、ほぼ「老い」
→「あの頃には戻れない」と理解することが回復への第一歩
・感情をコントロールしない
→自分の気持ちにフタをせず“感情迷子"からの脱却を
【LEVEL2 思考編】
・何も考えない時間をつくる
→何もせず「ボーッとする」無意味な時間が休息になる
・自分の過去と向き合う
→人生のイベントを振り返り、うつ病の原因を突き止める
・頭のなかにゴミ箱フォルダをつくる
→嫌な記憶を上書き保存し、負の感情や過去を浄化
・自分の振り幅を許す
→理想の結果に到達しなくても「そんな日もある」と受け入れる
・死を短期・中期・長期で考える
→どうせ死ぬなら期限まで思いきり楽しむ
他
【LEVEL3 生活習慣編】
【LEVEL4 人間関係編】
【LEVEL5 仕事編】
と展開しています。
現在うつで悩んでいる人だけではなく、うつ予備軍、うつの周りの人にも役立つ内容となっております。
ぜひ書籍の紹介や著者取材などご検討ください。
【著者】 デラさん(でらさん)
ただのフリーター。1992年生まれ。愛知県出身。22歳でうつ病を発症し、現在は9年目。うつ病の感覚や気持ちを言語化したり、回復するためのノウハウを発信している。ココナラにて「うつ病彼氏の恋愛相談」の販売実績は200件を超えて高レビュー。サンクチュアリ出版のウェブマガジン「ほんよま」の人気連載「うつ病になった僕が伝えたいこと」が累計200万PVを超える(7記事/半年間の累計PV数)。