日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下、日本イーライリリー)は、インスリン治療を50年以上継続されている糖尿病と共に歩む人に敬意を表し顕彰する、第20回「リリー インスリン50年賞」を21名の受賞者に贈りました。
インスリンは、1921年にカナダ人医師により発見され、ちょうど100年前の1922年に製剤化が成功しました。「リリー インスリン50年賞」は、この100年の歴史のうち、50年以上にわたりインスリンによる治療を継続している方を対象としています。
受賞者の皆さんには、その道のりを振り返りながら、ご家族や医療従事者など周囲の方々への想いや、他の糖尿病と共に歩む人へ励ましのメッセージなどをいただきました。日本イーライリリーでは、通院のタイミングに合わせて各ご施設でお祝いをして頂けるように、表彰サポートセットをご用意しています。また、受賞者の皆さんにはご本人のお名前を刻印したトロフィーをお贈りしています。
日本イーライリリーの糖尿病・成長ホルモン事業本部 事業本部長 メアリー・トーマスは次のようにコメントしています。「50年以上という長いインスリン治療を続けられている受賞者の皆様の努力に心から敬意を表します。また、本賞を通して、受賞者の方の声や医療従事者の皆様との二人三脚で歩まれてきた道のりを、他の糖尿病と共に生きる多くの方へ20年間継続してお伝えすることができたことを大変嬉しく思います。世界で初めてインスリンを一般販売した企業の日本法人として、今後も糖尿病と共に生きる一人ひとりに寄り添い、継続的なサポートを提供してまいります」
記事全文は、日本イーライリリー株式会社のホームページをご参照下さい。
https://news.lilly.co.jp/
「リリー インスリン50年賞」とは
インスリン治療を50年以上継続されている糖尿病と共に歩む人の長年の努力を讃えることを目的に、1974年に米国で始まりました。日本では2003年に表彰を開始し、第20回を迎えた本年度を含めてこれまでに219 名が受賞されています。日本イーライリリーは、「リリー インスリン50年賞」を受賞された方々が、インスリン治療を継続する全ての糖尿病と共に歩む人に勇気と希望を与え、治療に前向きに取り組む上での目標となることを願っています。
世界糖尿病デーとは
拡大を続ける糖尿病の脅威を踏まえ、2006年12月20日、国連は国連総会で、国際糖尿病連合(IDF)が要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を加盟192カ国の全会一致で可決しました。同時に、従来、IDFならびに世界保健機関(WHO)が定めていた11月14日を「世界糖尿病デー」として指定しました。IDFは決議に先駆け、”Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズと、国連や空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」を使用したシンボルマークを採用。全世界での糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。
(出典:World Diabetes Day Committee in Japan
https://www.wddj.jp/01_howto.htm )
日本イーライリリーは、世界糖尿病デーに関する世界的な取り組みの一環として、神戸本社を11月14日から11月16日まで、世界糖尿病啓発のシンボルカラーである青色にライトアップします。