北星学園大学(札幌市厚別区)福祉臨床学科はこのたび、全北大学校(大韓民国)社会福祉学科と学術交流協定を締結する。同協定は学術交流と教育分野の交流協力を目的に、互恵平等の原則に基づいて締結されるもの。これに伴い、2月22日(水)に調印式を執り行う。
全北(チョンブク)大学校は、1947年に設置された韓国・全羅北道全州市にある国立の総合大学。17の大学(日本の大学における学部)から構成されており、社会福祉学科は社会科学大学に属している。
昨年9月、小樽商科大学の片桐由喜副学長(教授)が全北大学校で講義を行った際、社会福祉史等を専門とするチェ・ウォンギュ教授、自殺対策等のメンタルヘルス問題を研究領域とするユン・ミョンスク教授から小樽商科大学との学術交流協定の話が持ち上がった。
しかし小樽商科大学には社会福祉関連の学科がなく、片桐副学長は日本の社会福祉研究をけん引する大学として北星学園大学を紹介。10月に片桐副学長から北星学園大学に連絡があり、11月に北星学園大学と全北大学校の関係者でZoomミーティングを行った。
その後、打合せを重ね、2月22日(水)に調印式と初回の学術交流を執り行うこととなった。調印式および協定内容の概要は以下の通り。
■調印式 概要
【日 時】 2月22日(水)10:30~
【場 所】 北星学園大学 C館7階 C702教室
【参加者】
・全北大学校 社会福祉学科 学科長
・北星学園大学 福祉臨床学科 学科長
ほか
■全北大学校社会福祉学科と北星学園大学福祉臨床学科の学術交流協定
1.両学科は、相手国の法律と相手大学の規程を遵守し、以下の各条項の学術および教育交流プログラムを共同で企画して実施する。
1)両学科は学術的必要性と相互平等の原則に従って、学生、大学院生、教員および研究者の交流を行う。
2)両学科は共有する研究課題について共同研究を進める。
3)両学科は学術資料や出版物、学術情報を相互交換する。
4)両学科は、両学科間あるいは多学科間の国際会議を共同開催する。
5)その他の実行可能なプログラムのために協力する。
2.具体的な相互交流活動の推進のためには、両学科間の事前協議による書面合意がなされなくてはならない。
3.本協定の中断および内容の修正は、両学科の相互承認の下で可能である。
4.本協定は、両学科代表が署名した日から効力を生ずる。
5.本協定の有効期間は3年とするが、今後協定の内容および協定の水準を変更する場合、再約定することを原則とする。
6.本協定書は韓国語および日本語の2か国語で作成し、いずれも同等の効力を有する。
▼本件に関する問い合わせ先
北星学園大学
住所:〒004-8631 北海道札幌市厚別区大谷地西2-3-1
TEL:011-891-2731(代表)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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