各国代表選手がしのぎを削る、シーズン佳境のB.LEAGUEに注目
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン:島田慎二 以下「B.LEAGUE」)では、5月5日(金)より、B1(1部)・B2(2部)それぞれの年間順位を決定する「日本生命 B.LEAGUE 2022-23 POSTSEASON」を開催します。
「日本生命 B.LEAGUE 2022-23 POSTSEASON」のうち、B2の順位決定戦である「日本生命 B2 PLAYOFFS 2022-23」は5月5日(金)から、B1の順位決定戦「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」は5月11日(木)から開催を予定。そして、5月27日(土)から横浜アリーナにて今シーズンのB.LEAGUE年間優勝クラブを決める「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23」を開催します。
4月以降のB.LEAGUEは、B1・B2各リーグ戦上位8クラブのみが出場できる「日本生命 B.LEAGUE 2022-23 POSTSEASON」進出に向け、シーズンも佳境に差し掛かりシーズン序盤以上の熱戦が日々繰り広げられます。果たして、どのクラブが出場権を手にするのか、また、各選手の個人成績にも要注目です。
そこで今回は、「日本生命 B.LEAGUE 2022-23 POSTSEASON」についてのご案内と、今年8月から9月に開催される世界大会「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でも各国代表として出場が期待される、B.LEAGUE所属の注目選手をご紹介します。
まずはB.LEAGUEの頂点を決める「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」がどのように行われるのかを説明します。B1に所属する24クラブは3つの地区に分かれたリーグ戦をシーズン中に合計60試合戦い、各地区の1位および2位のクラブと、各地区の上位2クラブを除いた18クラブのうち上位2クラブ(=ワイルドカード)が「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」に進出します。そして、トーナメントを最後まで勝ち抜いたクラブが晴れてそのシーズンのB.LEAGUE年間優勝クラブとなります。準々決勝は「日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2022-23」、準決勝は「日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2022-23」、そして決勝は「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23」として開催します。
また「日本生命 B2 PLAYOFFS 2022-23」についても、B2リーグ戦の上位8クラブ(B2リーグ戦における各地区の1位、2位および3位のクラブと、各地区の上位3クラブを除いた8クラブのうち上位2クラブの計8クラブ)が参加する方式で実施いたします。
2022-23シーズン終了後は、B2からB1、B3からB2にそれぞれ2クラブが自動昇格し、B1からB2、B2からB3へ2クラブが自動降格します。
<日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23 概要(予定)>
■<日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2022-23> ※2戦先勝
【試合日】 2023年5月11日(木)~15日(月)
※HOMEクラブ(「チャンピオンシップ出場順位」の上位クラブ) により上記日程内にて実施
【試合会場】 「チャンピオンシップ出場順位」の上位クラブのHOME
【チケット販売】 各HOMEクラブより順次発表予定
■<日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2022-23> ※2戦先勝
【試合日】 2023年5月19日(金)~23日(火)
※HOMEクラブ(「チャンピオンシップ出場順位」の上位クラブ)により上記日程内にて実施
【試合会場】 「チャンピオンシップ出場順位」の上位クラブのHOME
【チケット販売】 各HOMEクラブより順次発表予定
■<日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23>※2戦先勝
【試合日】
GAME1:2023年5月27日(土)
GAME2:2023年5月28日(日)
GAME3:2023年5月30日(火)※GAME2で優勝決定の場合は実施無し
【試合会場】 横浜アリーナ
【チケット販売】 4月下旬に販売概要発表予定
<日本生命 B2 PLAYOFFS 2022-23 概要(予定)>
■<日本生命 B2 PLAYOFFS 2022-23> ※2戦先勝
【試合日】
日本生命 B2 PLAYOFFS QUARTERFINALS 2022-23 :2023年5月5日(金)~5月9日(火)
日本生命 B2 PLAYOFFS SEMIFINALS 2022-23 :2023年5月11日(木)~5月15日(月)
日本生命 B2 PLAYOFFS FINALS/3位決定戦 2022-23 :2023年5月19日(金)~5月23日(火)
※HOMEクラブ(プレーオフ出場順位上位クラブ) により上記日程内にて実施
【試合会場】 全試合プレーオフ出場順位上位クラブのHOME
【チケット販売】 各HOMEクラブより順次発表予定
そして、今年は各クラブがそれぞれの地域を背負い戦い抜いた「日本生命 B.LEAGUE 2022-23 POSTSEASON」終了後もまだまだ熱いバスケットボールシーズンは続きます。32か国が参加する世界最高峰の大会である「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が、フィリピンを決勝トーナメント会場にインドネシア、日本の3カ国共催で8月25日(金)より開催されます!日本会場は、B1に所属するクラブ「沖縄ゴールデンキングス」のホームアリーナして使われている沖縄アリーナ。沖縄アリーナは2021年4月にオープンし、バスケットボールのみならず多種多様なエンターテイメントの拠点として注目されているアリーナです。
そこでここからは、シーズン佳境のB.LEAGUEでぜひチェックしていただきたい、B.LEAGUE所属の各国代表候補選手について紹介してまいります。
◆「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」出場チーム
注目選手の前にまず、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の出場国を紹介します。本戦へは開催国枠が与えられていたフィリピン・日本に加え、2021年11月から2023年の2月にかけて行われた各大陸予選を勝ち抜いた合計32チームが出場します。本戦組み合わせ抽選会は4月29日(土)にフィリピン マニラにて実施。この組み合わせ抽選会にて、沖縄でグループステージを戦うことが既に決まっている日本代表、スロベニア代表とともに出場する6チームも決定します。
アジアZONE
(出場枠8)
オーストラリア (3位) / イラン(22位)/ ニュージーランド(26位) / 中国 (27位)/ヨルダン(33位)/ 日本(36位) / フィリピン(40位)/ レバノン(43位)
アフリカZONE
(出場枠5)
アンゴラ(41位)/コートジボワール(42位)/エジプト(55位)/南スーダン(62位)/ カーボベルデ共和国(64位)
アメリカZONE
(出場枠7)
アメリカ(2位)/ ブラジル(13位)/ カナダ(15 位)/ベネズエラ(17位)/ プエルトリコ(20位)/ ドミニカ共和国(23位)/メキシコ(31位)
ヨーロッパZONE
(出場枠12)
スペイン(1位) /フランス(5 位)/ セルビア(6位)/ スロベニア(7 位)/リトアニア(8 位)/ ギリシャ(9 位) / イタリア (10 位)/ドイツ(11 位) /モンテネグロ(18 位)/フィンランド (24 位)/ラトビア (29位)/ジョージア(32 位)
◆B.LEAGUEで活躍する各国注目選手(※)
<日本代表>富樫 勇樹(千葉ジェッツ)
ポジション:PG
生年月日:1993年7月30日
身長/体重:167cm/65kg
リーグ登録国籍:日本
出身地:新潟県
選手の特徴:2017-18シーズンのMVP(レギュラーシーズン最優秀選手賞)を受賞し、ベスト5にはリーグ開幕の2016-17シーズン以来6シーズン連続で選出されている、B.LEAGUEを代表する司令塔。バスケをはじめたきっかけは「父に連れて行かれた」こと。高い得点力とスピードが持ち味で、「ここぞ」という場面で勝利を呼び寄せるシュートを決めることも多い。その勝負強さで千葉ジェッツを天皇杯優勝(2023年3月に決勝を実施)に導き、自身もMVPに輝いた。
<日本代表>河村 勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)
ポジション:PG
生年月日:2001年5月2日
身長/体重:172cm/68kg
リーグ登録国籍:日本
出身地:山口県
選手の特徴:高校生の時から特別指定選手としてB.LEAGUEでプレーし、当時のB1史上最年少出場・史上最年少得点の記録を更新。2022年3月に東海大学を中退して横浜ビー・コルセアーズとプロ契約を締結。U16、U18、U20、U22と世代別日本代表にも選出され続け、2022年からは日本代表の司令塔としてプレーする。現在B1中地区2位(3月30日時点)の横浜ビー・コルセアーズは「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」への出場が決定すればクラブ史上初のチャンピオンシップ出場となる。
<オーストラリア代表>ニック・ケイ(島根スサノオマジック)
ポジション:C/PF
生年月日:1992年8月3日
身長/体重:206cm/106kg
リーグ登録国籍:オーストラリア
出身地:オーストラリア
選手の特徴:オーストラリア代表として東京2020オリンピックに出場し、銅メダルを獲得したワールドクラスの選手。フィールドゴール成功率、3Pシュート成功率ともに高く、リバウンド、アシストでも活躍する。加えてディフェンス面ではハードでフィジカルが強く、ファウル数が非常に少なく、身体を張って献身的にプレーできる、オールラウンドな選手。
<フィリピン代表>サーディ・ラベナ(三遠ネオフェニックス)
ポジション:SG
生年月日:1996年12月17日
身長/体重:189cm/93kg
リーグ登録国籍:フィリピン
出身地:フィリピン
選手の特徴:2018年からフィリピン代表としてプレー。キャッチコピーは「桁外れの身体の強さと運動能力を持つフィリピンの至宝」。オフの過ごし方は「時間がかかっても行った事の無いレストランを見つけに行ったり、ビーチを探して、そこでのんびりする。」という一面も。試合では武器である「勤勉さ」に注目。B.LEAGUEが2020-21シーズンから導入するアジア特別枠の第一人者でもある。
<フィリピン代表>ドワイト・ラモス(レバンガ北海道)
ポジション:SG
生年月日:1998年9月2日
身長/体重:193cm/95kg
リーグ登録国籍:フィリピン
出身地:フィリピン
選手の特徴:2020年からフィリピン代表としてプレー。バスケをはじめたきっかけは「フィリピンの国民的スポーツで、幼い頃からプレーしたいと思っていたから」。キャッチコピーは「うまい強いカッコE。全てを手にしたCOOL GUY」。高い身体能力に加えて広い視野を持ち、パスの能力、コート上での判断能力も優れた選手。
※各国の代表として選出歴のある選手を紹介しております。掲載した選手について「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」への出場が決定しているものではありません。