ローコード・ノーコードによるアナリティクス活用支援体制を拡充
デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ リスクアドバイザリー株式会社(東京都千代田区、代表取締役 岩村篤 以下、DTRA)は、LHit株式会社(東京都港区、代表者 石川智啓 以下、LHit)の全株式を取得しました。これによりLHitは、2023年4月3日付でDTRAの完全子会社としてデロイト トーマツ グループに加わり、あわせて社名をデロイト トーマツ LHit データビジョナリー株式会社に変更しました。
LHitは2010年に設立され、ローコード・ノーコードのBusiness Intelligenceツールを活用したデータ分析コンサルティング事業において、ツール導入や活用支援の領域における高度な技術力と豊富な実績を有しています。また、企業向けに統計解析ソフトの使い方やデータの見方・扱い方、分析の手法や進め方などのレクチャーや、データ分析の専門家育成コースの提供も行っています。
デロイト トーマツは、クライアントのデジタル変革(DX)の推進を、戦略策定から実行、保守・運用まで一貫して(End-to-End)支援する体制を抜本的に強化する方針を打ち出し、この方針のもとで、グループ共通のテクノロジー基盤の整備、テクノロジー人材の採用・育成、関連分野でのM&Aなどに重点的な戦略投資を行う計画を進めています。今回のLHitの株式取得も、このようなグループの戦略投資の一環として実施されるものです。
デロイト トーマツでは、クライアントが果断な意思決定を行うための基盤のひとつとしてデータやアナリティクスの活用を重要視しています。本質的なDXの推進や適切なリスクテイクの判断を行うためには、データの利活用が欠かせません。DTRAは、今回の株式取得を契機として、Business Intelligenceツールの導入と活用支援サービスの拡充を推進します。特に、採用企業が増えているローコード・ノーコードでアナリティクスを自動化するためのプラットフォームの導入・活用支援体制を整え、DTRAが持つ既存の経営管理やリスクマネジメントをはじめとした専門性と組み合わせ、サービス提供の幅を広げます。併せてこれらのサービスをより多くの企業に提供していくために、人材の採用と育成を拡大し、サービス支援体制を一層強化します。
■LHit株式会社の概要
設立:2010年7月30日
本社所在地:東京都港区六本木3-16-13 アンバサダー六本木5F
事業内容:データ分析コンサルティング、ソフトウェア・システム開発
代表者:石川智啓