Autodesk Forma(以下、Forma)は、建築環境の設計・建設・運用を担当するチーム全体のワークフローを統合する業界別クラウドです。
今回 Forma に搭載された機能は、初期段階のプランニングと設計のプロセスを対象としたものであり、自動化と AI によって得られる洞察を用いて、設計コンセプトの探求の簡素化や反復タスクの軽減、建設現場周辺の環境品質の評価をしやすくすることで、設計者が創造的な作業に集中して取り組めるようにします。
今後も、Forma には新機能が継続的に追加される予定です。
Forma は、ユーザーがいくつもの設計オプションを迅速に評価できるよう支援し、求められる設計基準を向上させます。迅速なプロジェクト設定により生産性が向上し、ユーザーは深い専門知識がなくても高度な機能を活用できます。また、データを利用して設計ビジョンについて説得力のある説明をすることで、人々の賛同を得ることが可能になり、ステークホルダーを巻き込むことができます。その結果、成果物の質が向上し、クライアントの要求の高まりに応えられるようになり、多くの入札やコンペで勝利することで、建築事務所の事業成長が促進されます。
Autodesk Forma に今回搭載された機能は以下のとおりです。
コンテキストモデリング: 新しい BIM プロジェクトを開始する際のプロセスを大幅に簡素化します。これからは、プロジェクトエリア全体の 3D モデルを数分で作成し、独自データの入力や、選択した地域のデータセットの購入などを、すべて Forma 内でシームレスに実行できます。
コンセプト設計: ユーザーが自身の設計意図をクリエイティブに表現し、複雑な設計を完全 3D でわずか数分の内に作成することができる、自由な形状の建築設計を行うためのツールを提供します。
Revit アドイン: Forma と Revit をファイルを介さずに同期させることができ、Forma データを Revit で詳細設計に利用した後、Forma に戻して分析することが可能です。
建築、インテリア、プランニングを手がける CUBE 3 社は、将来にわたって事業を継続するために、クラウドベースのデジタルソリューションへ業務の移行を進めています。CUBE 3 の最高情報責任者であるトニー・フィオリロ氏は次のように述べています。
「クライアントのニーズ、予算、環境を考慮に入れた、独創的でインテリジェントな設計が当社の自慢です。ソフトウェアソリューションの評価の際には、どうすればクライアントとのコミュニケーションを改善し、市場投入までの時間を短縮できるのか、チームがハイブリッド環境で柔軟に作業を行えるようにし、速やかに変化に適応するにはどうしたらいいのかを考えるようにしています。Autodesk Construction Cloud(R) や Forma のようなソリューションによって、比類のないデータアクセスがもたされます。その結果、スマートに作業を進め、クライアントのニーズに答えられるようになり、大きな付加価値が得られます」
今回 Autodesk の製品群に Forma が加わったことで、Autodesk Construction Cloud などで構成されるコネクテッド製品の巨大なエコシステムにより、初期段階のプランニングから Revit での設計まで、建築設計のための完全なエンドツーエンドソリューションを提供できるようになりました。すでに Autodesk AEC Collection のサブスクリプションユーザーのお客様は、AEC Collection の一部として Forma をご利用いただけます。
Forma のサービス提供について、バンゼルは次のように述べています。
「今回の Forma の提供は始まりにすぎません。Autodesk では、今後も Forma の構築を続け、モデリングではなく、成果の達成に重点を置くように BIM を再考し、プロジェクトのライフサイクル全体でデータやチーム、ワークフローを連携させる構想があり、これから先が楽しみです」