■提供開始した背景
近年、ソーシャルメディアが加速度的に変化してきたことに伴い、企業や個人が様々な被害や危機(クライシス)を受ける機会が増加し、その影響も深刻化してきています。2022年下半期の月平均炎上件数は167.1件と2021年を上回るペースで増加し、「客テロ」「寿司テロ」に代表されるように、SNSの炎上被害は激しさを増すばかりです。
SNSは、人と人とのつながりや人々の生活をより便利にするツールです。
しかし誤った使い方により、個人、企業、そして社会をもマイナスに陥れてしまう側面もあり、年々その深刻度合いが増しています。
この状況を少しでも改善するためにも、SNSを利用する企業や個人、全ての人がネット炎上の仕組みや事例を理解し、SNSトラブルを回避するためのノウハウを正しく身に付けることが必要不可欠という考えに至りました。
研究所では、長年SNS炎上事案の調査、そしてそれらが企業に与える影響等を研究してまいりました。その知見を集約した検定講座を通じて一人でも多くの人が正しくSNSを活用して欲しいという願いを込めて『SNSリスク管理士検定』の提供を立ち上げました。
■『SNSリスク管理士検定』概要
主に従業員の研修や教育、青少年の教育等の用途を想定して、ネット炎上の仕組みや事例を理解してトラブルを回避する目的で運営いたします。
ネット炎上の注意点、炎上の影響度、拡散メカニズムや年間の発生件数等、さらに、炎上の予防や対処法などを講義動画にて学ぶことが可能です。
講義動画の講師は国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授の山口真一氏が担当しています。
山口 真一(やまぐち しんいち)氏
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授。
1986年生まれ。博士(経済学・慶應義塾大学)。専門は計量経済学。
研究分野は、ネットメディア論、情報経済論等。NHKや日本経済新聞などのメディア
にも多数出演・掲載。KDDI Foundation Award貢献賞等を受賞。主な著作に
『ソーシャルメディア解体全書』(勁草書房)、『正義を振りかざす「極端な人」の正
体』(光文社)、『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版)等がある。他に、
シエンプレ株式会社顧問、東京大学客員連携研究員、日本リスクコミュニケーショ
ン協会理事、総務省や厚労省の有識者会議委員等を務める。
具体的な事例はもちろんのこと、シエンプレ及び研究所が発表している研究データ、山口真一氏の著書に掲載されている分析モデルやアンケート結果等も、含まれています。
講義動画を受講後、「SNSリスク管理士」の資格を取得するためのテストを受検していただき、合否を判定いたします。
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・講座タイトル:炎上の実態とSNS利用上の注意点
・時間 :約40分
・受講費用 :9,900円(税込)
※団体受験割引あり。別途お問い合わせください。
・講座内容 :
▼第1回 頻発するネット炎上の影響
▼第2回 ネット炎上の正体
▼第3回 炎上をどう予防・対処するのか?
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■「SNSリスク管理士」』認定試験について
・試験時間:30分間
・問題数 :全30問(選択式)
・合格条件:正答率90%以上
※合否結果は、オンライン試験終了後に表示されます。
※ID有効期間中(1か月間)は、何度でも動画の視聴が可能です。
■受講のメリット
■申込みURL
https://dcri-digitalcrisis.com/sns_risk_manager/#entry
■研究所について
名称 :一般社団法人デジタル・クライシス総合研究所
設立 :2023年1月20日
代表理事:佐々木 寿郎
所在地 :東京都渋谷区神南1-19-14 クリスタルポイントビル 2F
活動内容:
(1)国内及び関係する海外のソーシャルメディア他媒体の特性研究
(2)国内及び関係する海外のデジタル・クライシスの事例研究
(3)「デジタル・クライシス白書」の発行
(4)会員向け「デジタル・クライシス事例レポート」の発行
(5)会員向けデジタル・クライシス研究会の開催
(6)ソーシャルメディアの特性及び炎上リスク等を理解するための教育・研修
(7)ソーシャルメディアの特性及び炎上リスク等に関する資格認定試験の企画・運営
URL :
https://dcri-digitalcrisis.com/