神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)の興梠一郎教授による新刊『毛沢東 革命と独裁の原点』が、2023年12月7日(木)に刊行されました。興梠一郎教授の専門は現代中国論であり、外務省専門調査員、分析員を歴任。本著では、若き毛沢東が書いた手紙、新聞記事、論考および旧ソ連の史料などをもとに、中国共産主義の原点を説き明かします。
■ 書籍紹介
習近平が統べる現代中国はなぜここまで強権的な独裁国家になったのか。それは、習近平が強烈に意識し、模倣してきた建国の父・毛沢東自身の躓きに由来するのだ。毛沢東にとって共産主義は、究極の「選択」だった。しかし、たとえ「救国」のためであっても、民主主義の理想をかなぐり捨てて暴力革命を選んだツケを、中国は今日まで払い続けている。若き毛沢東が書いた手紙、新聞記事、論考および旧ソ連の史料等をもとに、中国共産主義の原点を説き明かし、現代中国が類を見ない独裁国家になった遠因を炙り出す。
書 名:『毛沢東 革命と独裁の原点』
著 者:興梠一郎 教授
発 行:中央公論新社
体 裁:四六判448ページ
価 格:本体3300円(税込)
発 売:全国書店
発売日:2023年12月7日(木)
ISBN:978-4-12-005720-5
■ 著者紹介
興梠一郎(こうろぎ・いちろう)
1959年、大分県生まれ。神田外語大学教授。九州大学経済学部卒業。三菱商事中国チームを経て、カリフォルニア大学バークレー校大学院修士課程修了、東京外国語大学大学院修士課程修了。外務省専門調査員(香港総領事館)、同省国際情報局分析第2課専門分析員、参議院第1特別調査室客員調査員を歴任。
主著に『一国二制度下の香港』(論創社)、『現代中国-グローバル化のなかで』『中国激流-13億のゆくえ』(ともに岩波書店)、『中国-巨大国家の底流』(文藝春秋)、『中国 目覚めた民衆―習近平体制と日中関係のゆくえ』(NHK出版)など。
■ 参 考
【神田外語大学HP】
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/
【中央公論新社 著書紹介】
https://www.chuko.co.jp/tanko/2023/12/005720.html
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部
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