4つの市場調査
*1でシェア1位を達成しているQuickSolution®は、数100TB(テラバイト)までのフルレンジに対応した、純国産のエンタープライズサーチ(企業内検索システム)です。自社運用(オンプレミス)のファイルサーバなどに加えて、クラウドストレージであるMicrosoft 365やBox、Google ドライブなど、社内外に散在する情報を横断的にファイルの中身まで検索できます。Officeファイルだけでなく、スキャンした画像PDFや写真なども画像OCR検索で簡単に探し出し、組織全体でナレッジマネジメントと業務効率化を進めることで、DXを強力に推進します。AIをはじめとする先進技術を活用した高速・高精度の検索機能が高く評価され、2001年の発売以来、業種を問わず4,900サーバ以上に導入した実績があります(2024年1月時点)。
QuickSolution® Ver.13.2で新たに搭載した主な機能は下記の通りです。
1. 楽々WorkflowII、楽々Document Plus連携に関する機能強化(オプション)
楽々WorkflowII
*2、楽々Document Plus
*3との連携において、下表の通りサムネイル/ビューワ、検索対象設定の柔軟化に対応しました。
・サムネイル対応
楽々WorkflowIIとの連携においても、検索結果のサムネイル表示に対応しました。ファイル探しを視覚的にも支援します。
・ビューワ対応
楽々WorkflowIIとの連携においても、検索にヒットしたファイルを検索画面上でビューワ表示できるようになりました。高機能なビューワにより、検索キーワードを含むページをダイレクトに表示します。またヒット箇所がハイライト表示され、ヒットしたページだけをページ送りできるため、検索結果の確認効率が大幅にアップします。
・検索対象設定の柔軟化
楽々WorkflowII、楽々Document Plusの連携においても、検索インデックスの生成対象にフォルダやキャビネットを指定できるようになりました。ユーザの部門別や業務別に合わせて検索対象を分割することで、目的に応じた柔軟な運用を実現します。また、必要な範囲に絞ってインデックス処理を行うことでシステムの消費リソースを抑制、処理時間を短縮でき、QuickSolution®の検索速度や精度を向上します。
2. 検索画面に関する機能強化
・元文書参照/元文書ダウンロードの切り替え
ファイルサーバ検索において検索結果のタイトルをクリックした際の動作を、従来の「元文書参照(ファイルサーバ上のファイルを開く)」から「元文書ダウンロード(ファイルのコピーをダウンロード)」に切り替えができるようになりました。
・もしかしての精度向上
検索キーワードに誤字や変換ミスなどの可能性がある場合に表示される「もしかして」において、提示されるキーワード候補の精度が向上しました。
3. Click Navi®に関する機能強化
・絞込条件の自動生成(拡張ライセンス)
Enum型の属性検索フィールドから、Click Navi®の絞込条件を自動生成できるようになりました。分類情報(例:過去問い合わせにおける「重要度」や「区分」、「対象製品」など)を用いて簡単に検索結果を絞り込めるため、RDBやCSVに蓄積されたナレッジの活用をさらに推進します。
4. Microsoft 365/SharePoint連携に関する機能強化(オプション)
・SAML(Azure Active Directory)連携における認証情報設定の不要化
Azure Active Directory(Azure AD)と連携してSAML認証でQuickSolution®の検索画面にログインする場合、これまで利用者単位で必要だった認証情報設定を省略し、ログインするだけで権限を継承した検索が可能になりました。
5. 管理者向けの機能強化
・SAML連携におけるユーザ/グループ情報のインポートの不要化
SAML認証でQuickSolution®の検索画面にログインする機能において、ユーザ/グループ情報をQuickSolution®にインポートする手順が不要になりました。導入や運用時のハードルが下がり、より簡単に本機能をお使いいただけます。
6. 検索対象の拡充
・Oracle 23c対応
RDB連携の検索対象データとしてOracle 23cに対応しました。
・PostgreSQL 15.4対応
RDB連携の検索対象データとしてPostgreSQL 15.4に対応しました。
・PostgreSQLのLarge Object対応
RDB連携の検索対象データとしてPostgreSQLのLarge Objectに対応しました。
今後もますます需要が見込まれる、DX時代のエンタープライズサーチ市場において、QuickSolution®は“AIで「探し方」改革!”をキーワードに、時代のニーズを先取りした製品開発に取り組んでまいります。
*1:QuickSolution®は、下記の4つの市場調査レポートでシェア1位の四冠を達成しました。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2017~2023年版」検索エンジン パッケージ市場(2016~2022年度)(7年連続)
アイ・ティ・アール「ITR Market View:対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2023」検索・探索市場:ベンダー別売上金額シェア(2017~2022年度)(6年連続)
デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション・モバイル管理ソフトの市場展望2023年度版」エンタープライズサーチ/検索エンジン市場:ベンダー別出荷金額・社数シェア(2018~2022年度)(5年連続)(https://mic-r.co.jp/mr/02880/)
富士キメラ総研「人工知能ビジネス総調査 2022年版」ナレッジマネジメントソリューション市場(2021年度)
QuickSolution®の詳細については、下記URLをご参照ください。
https://www.sei-info.co.jp/quicksolution/?argument=EkZKmXCQ&dmai=20240227d
*2:楽々WorkflowIIについて
電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」は、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するパッケージソフトです。短期間で利用を開始したいお客様からERPなどの基幹システムと連携させ、本格的ワークフローを実現したいお客様まで幅広く利用できる柔軟性の高いシステムとして、2005年の発売以来、多くのお客様に導入され、高い評価をいただいております。
楽々WorkflowIIの詳細については、下記URLをご参照ください。
https://www.sei-info.co.jp/workflow/?argument=EkZKmXCQ&dmai=20240227d
*3:楽々Document Plusについて
「楽々Document Plus」は、ドキュメントDXを推進する文書管理・情報共有システムです。一般のオフィス文書をはじめ、契約書やISO文書、電子帳簿保存法(e-文書法)へ対応した国税関係書類など、あらゆる文書のペーパーレス化を実現します。
楽々Document Plusの詳細については、下記URLをご参照ください。
https://www.sei-info.co.jp/document-plus/?argument=EkZKmXCQ&dmai=20240227d
多くのお客様で採用されている活用方法から毎回1テーマを選び、事例やデモを交えながらQuickSolution®の活用方法をWebセミナー形式でご紹介しています。