日産化学株式会社（本社：東京都中央区、社長：八木晋介）は、小野田工場（山口県山陽小野田市）において、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証*1を取得しましたので、お知らせします。

今回のISCC PLUS認証取得により、バイオマス原料を使用したTEPIC®*2に対して認証制度に基づくマスバランス方式*3 によってバイオマス原料由来の持続可能特性を割り当て、販売することが可能となります。

当社は、「社会が求める価値を提供し、地球環境の保護、人類の生存と発展に貢献する」を企業理念としています。この企業理念のもと、事業活動を通じてESGへの取り組みをより一層充実強化することで、社会の持続的発展に貢献してまいります。

*1 ISCC PLUS認証：持続可能性および炭素に関する国際認証で、全世界に販売される主にバイオマス原料やリサイクル原料について、原料から最終製品までのサプライチェーン全体を通じて、マスバランス方式で管理・担保するもの
*2 TEPIC®：トリアジン環を骨格にもつ3価のエポキシ化合物で、高透明性、高耐候性、高強度など優れた特徴を持ち、主に粉体塗料、電子材料向けに販売している当社化学品製品
*3 マスバランス方式：ある特性を持った原料（例：バイオマス由来原料）がそうでない原料（例：石油由来原料）と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部にその特性を割り当てる方式

日産化学株式会社は、ISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し宣言します。