東京都が実施する多摩イノベーションエコシステム促進事業「リーディングプロジェクト」に選定 「脳の健康状態チェックから認知症早期予防介入までを支援する総合サービスの検証」に参画

- メガロス三鷹店において、個々の体力にあった運動プログラムをご紹介 -

本プレスリリースのポイント
  1. 多摩地域が抱える高齢化の課題に多摩イノベーションエコシステム促進事業のプロジェクトとして取り組む
  2. 三鷹市に店舗を持つL&S は、地域に根差した活動経験とCogSmart とのこれまでの連携実績が評価され参画
  3. L&S はメガロス三鷹店にて生活習慣の改善を目的とした運動サポートを提供

「Life&」をスローガンに事業を展開している野村不動産ライフ&スポーツ株式会社(東京都中野区/代表取締役社⻑:小林利彦、以下「L&S」)は、東北大学加齢医学研究所発の医療・ヘルスケアサービス企業である株式会社CogSmart(東京都中央区/代表取締役:樋口彰、瀧靖之、以下「CogSmart」)を代表事業者とする「脳の健康状態チェックから認知症早期予防介入までを支援する総合サービスの検証」(実証事業)においてプロジェクトチームの一員として参加いたします。本実証事業は、東京都が実施する多摩イノベーションエコシステム促進事業「リーディングプロジェクト」(令和6 年度・テーマ「健康・医療」)として選定されています。
【プロジェクトの概念図(詳しくはP.2「3.プロジェクトの内容」をご参照ください)】

1. 多摩イノベーションエコシステム促進事業について
 東京都は、「未来の東京」戦略に掲げる、多摩地域※1でイノベーションを持続的に創出するエコシステムの形成に取り組むため、地域の経済団体や支援機関とともに「多摩イノベーションエコシステム実行委員会」を設置し、中小企業や大学・研究機関、スタートアップ等の多様なプレイヤーが交流し連携を強める取り組みを展開しています。
 URL:https://tama-innovation-ecosystem.jp/(多摩イノベーションエコシステム促進事業)

※1 多摩地域とは、東京都のうち、東京都区部と東京都島嶼部を除いた市町村部を指します。

2. 本プロジェクトの背景
 多摩地域全体の2020 年の高齢化率は25.5%と、東京都全体の22.7%に比べて高く、2030 年に27.6%、2040 年には32.4%に達すると予想されています。
※2三鷹市の高齢化率は22.0%※3と東京都全体と同等ですが、高齢者単身世帯が多く、多世代で構成される世帯が少ないことが、三鷹市を含む都市部の傾向です。
 加齢とともに認知症リスクは増加する一方、生活習慣の改善によってそのリスクを減らせることが近年明らかになってきています。
※4
 40 代でも、高血圧や肥満、過剰な飲酒等は認知症発症リスクに大きく関わるため、とりわけ特定保健指導対象者等の生活習慣病リスク保有者には積極的な予防介入が望ましいことが分かっています。他方で、実際に生活習慣の行動変容を促し、かつ維持させることは、自治体・民間事業者・医療機関のそれぞれにとって大きな課題だといわれています。

※2 東京都「新しい多摩の振興プラン」より引用
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/05gyousei/sinkou/tama_shinkouplan4/tamaplan02.pdf
※3 三鷹市「三鷹市将来人口推計」より引用
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/080/attached/attach_80754_1.pdf
※4 日本老年学会「高齢者および高齢社会に関する 検討ワーキンググループ 報告書,第五章 認知機能低下と認知症について」参照
https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/info/important_info/pdf/20240614_01_01.pdf


3. 本プロジェクトの内容
 三鷹市の40 歳~74 歳の方を対象として、日常生活での「認知症対策の気づき」から「実際の認知症対策」まで各プロジェクトチームのサービス提供をする実証事業を展開いたします。
 L&S では、運営するスポーツクラブであるメガロス三鷹店において、認知機能改善に期待できる運動プログラムを個々に合わせて実施します。これまでL&S とCogSmart とは早期の認知症対策を目指した各種協業を展開しており、本プロジェクトにおいても双方の知見を活用し検証事業を推進してまいります。

【各プロジェクトチームの提供サービス】
●NTT コミュニケーションズ株式会社(1 枚目画像内、①・④)
・運営の「脳の健康チェック」
※5による電話による簡易な認知機能チェックサービス
●株式会社CogSmart(1 枚目画像内、②・⑤)
・海馬MRI 検査「BrainSuite」による海馬の萎縮レベルを通じた脳の健康状態チェックと海馬育成のための生活習慣改善アドバイス
・海馬育成アプリ「BrainUp」
※6による海馬育成や認知機能改善に有効な運動等の促進(上記画像内、③)
●野村不動産L&S(上記画像内、③)
・メガロス三鷹店にて個々の体力にあった運動プログラムをご紹介
●三鷹市福祉Labo どんぐり山(上記画像内、下段)
・三鷹市での健康増進・介護予防やデジタル技術の普及啓発等を促進


※5 設問に対する回答内容と回答時の音声特徴から認知機能状態を判別するAI を用いた認知機能チェックサービス。シリーズ累計50 万件以上の利用実績がございます。
※6 「BrainUp」は海馬をリアルワールドで育成するアプリです。神奈川県の「ME–BYO BRAND」にも認定されています。

【ご参考】
2023 年6 月30 日リリース 認知症予防を目指す CogSmart と「スポーツ×脳トレ」セミナー開催
 https://www.megalos.co.jp/corporate/wp-content/uploads/2023/06/2020630.pdf
2024 年6月5日リリース 「脳活×パーソナルトレーニング」サービスを開始
 https://megalos.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/20240605-4.pdf


◆株式会社CogSmart について
 東北大学加齢医学研究所発の医療・ヘルスケアサービス企業として、脳機能に関する研究開発、脳科学・医学的エビデンスに基づくデータサイエンス事業を展開しています。認知症の実効的な予防その他機能の改善および維持のためのソフトウェア医療機器・ヘルスケア機器の開発・販売事業等を手掛けています。

■野村不動産ライフ&スポーツについて
 スポーツクラブやアフタースクール、バイリンガル幼児園事業を通じて地域に住まう方々に健康であることの「喜び」「大切さ」をお伝えし、「健康」と「生きがい」創造に貢献することにより、お客様や社会と共に栄え、成⻑することを目指しています。「顧客満足を感動と喜びに変える」を企業理念に掲げ、全社員が一丸となってきめ細やかなサービスを最適のタイミングで提供し、お客様に満足を超えた「感動」や「喜び」をお届けしてまいります。
https://www.megalos.co.jp/

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この企業の情報

組織名
野村不動産ライフ&スポーツ株式会社
ホームページ
https://www.megalos.co.jp/corporate/
代表者
小林 利彦
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー15階
連絡先
03-5334-8600

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