BASF、若手自動車補修塗装技術者を支援。第47回技能五輪国際大会*1(フランス・リヨン)競技職種「車体塗装」結果報告

BASF、若手自動車補修塗装技術者を支援。第47回技能五輪国際大会*1(フランス・リヨン)競技職種「車体塗装」結果報告
  • BASFの自動車補修用塗料のプレミアムブランドGlasurit(グラスリット) 100 Lineが技能五輪国際大会でサステナビリティの新基準を確立
  • 星野 悠音選手(日本、トヨタ自動車株式会社)が金メダルを獲得
  • ララ・カウフマン選手(スイス)、ジェイソン・シェーラー選手(ドイツ)、ローナン・ル・トゥトゥール選手(フランス)が銀メダルを獲得

2024年9月10日から15日まで、フランス・リヨンで開催された第47回技能五輪国際大会(以下、リヨン大会)には、約70の国と地域から1,400人以上の選手が参加しました。BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)のコーティングス事業本部は、技能五輪国際大会の競技職種「車体塗装」における独占スポンサーとして自動車補修用塗料のプレミアムブランドGlasuritの製品「100 Line」を提供し、リヨン大会をサポートしました。この製品は作業時間、塗料の使用量、サステナビリティの推進において、卓越した性能を発揮する、世界最先端レベルの自動車補修用水性塗料システムであることがベンチマークテストで実証されています。

BASFは、リヨン大会に出場したすべての代表選手と職種競技のエキスパートに向けて、ウェビナーやオンライン・トレーニング、自動車補修業界で最も情報豊富な学習コンテンツを提供するデジタルプラットフォームのひとつGlasurit「リフィニティ®」と、世界有数のリフィニッシュ・コンピテンス・センターで開催されたトレーニングからなるハイブリッド形式の特別トレーニングを提供しました。

23人の若い有能な技能者たちによって繰り広げられた4日間の大熱戦の末、競技職種「車体塗装」の世界チャンピオンが決定しました。金メダルに輝いたのは、日本の星野 悠音選手(トヨタ自動車株式会社)。銀メダルはヨーロッパから参加したスイスのララ・カウフマン選手、ドイツのジェイソン・シェーラー選手、フランスのローナン・ル・トゥトゥール選手が獲得しました。

左から右:BASFコーティングス事業本部 グローバルオートモーティブリフィニッシュ部門 シニアバイスプレジデント クリス・ティトマーシュ。 銀メダリスト ローナン・ル・トゥトゥール選手(フランス)。 金メダリスト 星野 悠音選手(日本)。 銀メダリスト ララ・カウフマン選手(スイス)、銀メダリスト ジェイソン・シェーラー選手(ドイツ)。 SATAグローバルキーアカウントマネージャー ヨルン・シュテーバー。

大会では終始、すべての選手の塗装プロセスにおける環境効率とサステナビリティの推進が審査されました。Glasuritの水性塗料「100 Line」、リフィニティ、そしてSATAと3Mの塗装関連資材を使用しながら、自動車補修塗装技術者が適正な塗料の使用量で最高品質の仕上がりを実現することで、環境とビジネスの双方にとって環境効率を高めることができるからです。

また、当大会のサステナビリティ実践賞は、材料や製品を最も効率的に使用した選手を表彰するものです。Glasurit(グラスリット)の水性塗料「100 Line」とリフィニティはリヨン大会で初めてサステナビリティ実践賞の対象となりました。

技能五輪国際大会の主催団体であるWorldSkills International(ワールドスキルズ・インターナショナル、本部:オランダ)最高経営責任者(CEO)のデビッド・ホーイ氏は、「私たちは、技能開発が持続可能性の重要な要素であることと、それが政府、産業界、教育戦略の中心にあることを知っています。私たちは協賛企業とともに、責任ある大会運営とその影響(特に環境)に対する具体的な目標を策定するため、さらなる努力を重ねてきました。持続可能性のパイオニアとなり、最も革新的なプロセスとソリューションで自動車補修業界をリードし続けているBASFの自動車補修用塗料のプレミアムブランドGlasurit の協賛に心よりお礼申し上げます」と述べました。

BASFとSATAは、23人の技能者うち最も環境効率の高いプロセスを実践した、日本の星野 悠音選手に第1位を授与しました。第2位はインドのヴィカシュ選手、第3位は台湾のホイ・シャン・チェン選手でした。

サスティナビリティ実践賞受賞者
中央左:2位 ヴィカシュ選手(インド)、中央:1位 星野 悠音選手(日本)、中央右:3位 フイシャン・チェン選手(台湾)


BASFコーティングス事業本部グローバルオートモーティブリフィニッシュ部門のシニアバイスプレジデントのクリス・ティトマーシュは次のように述べています。
「今回のリヨン大会もとても感動的で、あらゆる面で目を見張るものがありました。とりわけ車体塗装競技において、ハイレベルな才能が示した情熱と卓越性は驚異的でした。私たちはBASFの水性塗料Glasurit 100 Lineの水準を引き上げ、業界が求める持続可能な人材育成の新たな基準を確立しました。技能五輪はじめ、職業訓練パートナーとともに、私たちはより多様で高度な技能を持つ人材を育成し、自動車補修業界の未来をリードしていきます。」

2023年には、中国・上海に世界初の技能に特化した博物館「世界技能博物館」が開館し、BASFのGlasurit製品が特別展示されました。
次回、第48回技能五輪国際大会は2026年、上海で開催予定です。

*1 正式名称は国際技能競技大会(WorldSkills Competition)。日本では、「技能五輪国際大会」が一般的に使用されています。

※この資料は BASF本社(ドイツ)が 2024年09月16日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。


■BASFのコーティングス事業部について
BASFのコーティングス事業本部は、革新的な自動車用塗料、自動車補修用塗料、装飾用塗料、メタル、プラスチック、ガラス基板など幅広い産業での表面処理およびそれらの応用に必要なプロセスの開発、生産、販売を行っています。これらのポートフォリオは、新しい市場や事業開発を目指すInnovation Beyond Paint(塗料を超えたイノベーション)プログラムによって提供してまいります。私たちは、先進的なパフォーマンス・ソリューションを創造し、世界中のパートナーのニーズを満たすために、パフォーマンス、デザイン、新しいアプリケーションを推進しています。BASFは、ヨーロッパ、北米、南米、アジア太平洋地域の拠点のネットワークを活用することで、お客様の利益のために、専門的でグローバルなチームのスキル、知識、リソースを提供しています。2023年におけるBASFコーティングス事業本部の世界の売上高は約44億ユーロでした。

Solutions beyond your imagination(想像をはるかに超えたソリューション)。BASFコーティングスの詳細情報はhttps://www.basf-coatings.com (英語)をご覧ください。

■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2023年のBASFの売上高は689億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com をご覧ください。
本件に関するお問合わせ先
BASFジャパン株式会社
広報事務局 (カーツメディアワークス内)
TEL:03-6427-1627
basf@kartz.co.jp

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組織名
BASFジャパン株式会社
ホームページ
https://www.basf.com/jp/
代表者
石田 博基
上場
非上場
所在地
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3-4-4OVOL 日本橋ビル3階
連絡先
03-5290-3000

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