本実証実験の概要
本実証実験は、メディアアーティストの落合 陽一氏による特別プログラム「Table Unstable – 落合陽一サマースクール2024」
※3内で、小学2年生~高校3年生を対象に実施いたしました。
生徒が自ら生成AI等を活用して制作したコンテンツ(楽曲と映像)と地理空間連動NFT(位置と空間情報を連動させた最新のNFT)を生徒のウォレットに紐付け、ARアプリを通して第三者によってコンテンツが再生される度に、報酬NFTが自動的に生徒に配布されました。
当社は、「個人の体験を価値化」する Web3.0 サービス『アプデミー』にて、ブロックチェーンの研究開発を行っており、本実証実験では、NFTを用いたスマートコントラクト技術部分を実装いたしました。
取組みの背景
従来、主に利用されてきたWeb2.0型のプラットフォームでは、プラットフォーマーに依存したコンテンツ提供及びクリエイターへの報酬分配が行われておりました。そのため、報酬分配において、流れの不透明性や不確実性という課題がありました。今後、Web3.0型と呼ばれる中央集権的な管理者がおらず、目的達成のために各メンバーが自ら意思決定を行い実行に移す組織が広がり、データの所有権が個人に移っていくことが予想されます。それに伴い、従来型の報酬分配の仕組みから直接的にクリエイターへ報酬分配がされ、オープンで誰もが参照できるようになります。
『アプデミー』について
日常の体験実績をNFTでデジタル化し、蓄積することで、自分自身でも気づかない価値や個性を可視化できるサービスです。まずは、高校生や大学生を中心に、既存の履歴書で重視されている「学歴・資格」等に加えて、多様な体験が個人の価値として、大学入試や留学、就職活動等に活用できる世界観の実現を目指しております。
▼プレスリリース(2022年12月22日付)
「個人の体験を価値化」する Web3.0 サービスの社会実装に向け、株式会社電通グループとの
共同研究を開始:
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3839/tdnet/2217465/00.pdf
(『アプデミー』は、当社の登録商標です。)
※1:スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で事前に設定した所定の条件が満たされたときに自動的に実行される仕組みを指します。
※2:パブリックブロックチェーンとは誰でも参加できる公開されたブロックチェーン・ネットワークを指します。中央に管理者がおらず、取引データは参加者全員に公開されているため、透明性が高いという特徴があります。
※3: Table Unstableは、落合陽一氏が主宰する公開討論やプレゼンテーションなどで構成される会議体です。本プログラムは、その派生プロジェクトとして生まれた小中学生向けの課外学習プログラムです。当社は、実行委員会のメンバーとして同スクールを主催しています。
https://tableunstable.org/
【株式会社ODKソリューションズ】
〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町一丁目6番7号
代表者 :勝根 秀和
設立 :1963年(昭和38年)4月1日
資本金 :6億3,720万円(2024年3月31日現在)
Tel :06-6202-3700(代表)
Fax :06-6202-0445
URL :
https://www.odk.co.jp/
事業内容:教育・金融・医療分野へITサービスを提供
『ビジネスを、スマートにつなぐ。人生の、ストーリーをつむぐ。』
ITの力で、すべての人の人生に喜びをもたらしたい。私たちのビジネスは、夢に向かって挑戦する人の人生を、より素晴らしい方向へとリードするソリューションでありたいと願っています。
1963年の創業以来、積み重ねてきたデータと経験で、お客様のビジネスをスマートにつなぎ、そして、より豊かな人生のストーリーをつむいでいきます。