“自分らしさ”をテーマに表現する第3回アートコンテスト 受賞33作品を発表!

 三菱鉛筆株式会社(本社:東京都品川区 社長:数原滋彦)はオフィシャルパートナー契約を締結している一般社団法人 障がい者自立推進機構(所在地:東京都港区 代表理事:松永昭弘 以下、パラリンアート)と第3回アートコンテストを開催いたしました。「生まれながらにすべての人がユニークである」という当社の信念に基づき、一人ひとりが持つさまざまな違い、つまり「自分らしさ」をテーマに自由に表現いただいたアートコンテストの結果をご報告いたします。


◆アートコンテストのテーマ
 「自分らしさ」を描く
 あなたが想う自分自身の「自分らしさ」をアートで表現してください。

◆応募件数 175作品

◆審査方法
 パラリンアート事務局の運営する専用サイトに掲載いただいた作品を三菱鉛筆グループ社員で審査しました。審査内容は「自分らしさを表現した応募作品」と「なぜこのような表現になったのかという説明文」の二項目を合わせた総合評価としております。


【結果発表】
◆最優秀賞(1作品)



ケンタさん作「私は希望を捧げる不死鳥で居続けたい!」

〇作品に対する想い
 御社の信念である「生まれながらにすべての人がユニークである」。そのお言葉を深く、深く考え抜き、自分なりの現時点での思いを作品にさせて頂きました。
 人には、それぞれ「天命」があると思っております。その人にしかできないことが、その人の人生の中にあると思っております。それは、御社がおっしゃる様に、性別、文化、障がい、人が生まれ持ったさまざまな違いこそが形成し、それぞれが美しいのだと思っております。
 本作は、自分の力の限りを尽くし、今までで一番の出来上がり、仕上がり、クオリティーの高さと自己評価しております。そうでなければいけなかった理由がございます。自分は、精神と発達の2つの障害を抱えておりますが、そんな自分でも、ここまで、沢山のご支援の元、自分でも納得できるようなキャリアを形成することができる様になりました。しかし、自分はそのキャリアよりも、もっと価値があると思っておりますのが、自分が最近になってよく周囲の方から言われる「あの人みたいに頑張ってみたい」というお言葉です。
 頑張り方や努力、その分野分野は人それぞれだと思いますが、自分が一つの目標とされるのであれば、自分は自分の人生で時には息抜きは必要ですが、キチンと生き抜きたい覚悟を持ちます。そして、尚更、本作に対して「妥協は一切したくなかった」のです。
 自分が、性別、文化、障がい、人が生まれ持ったさまざまな違いを超えて、様々な方から「希望」を与えられる存在になりたい、そんな思いを一心に込めさせて頂いた作品になります。
 作品のご説明を改めて、ご紹介致しますと、中央に色鮮やかな独特なフェニックスを自分に見立てております。そして、そこから、まだ朝焼けの太陽があまり上がってない状況の東京を様々な曲線、直線、様々な色で「希望の光として」表現させて頂きました。様々な人たちが、ほんの少しでも良い朝、希望が持てる、そんな清々しい朝を迎えられる様にと願ってです。
 最後になりますが、本作を通して自分は人として大きく成長できたと思っております。また、本作は、自分のART人生、最大の山場と考えております。何卒、宜しくお願い致します。


◆優秀賞(2作品)


RIEさん作「imagination」

〇作品に対する想い
 私はよく何考えてるかわからない、想像力豊かだね、と言われます。必ずしも良い意味で言われるわけではないと思います。自分らしさを想像して描いた絵がこの絵になりました。意味が込められているとは思えないこの絵は、私なりの自分らしく生きていきたいというimaginationです。




竹ちょさん作「かみ合う個性が羽ばたかせる未来」

〇作品に対する想い
 注意欠如・多動性障がいを持つ私は、よくケアレスミスをしてしまいます。でも間違えて描いてしまった絵を、あえて修正しないでそのまま魅せるのも、自分らしい個性として受け入れられる様になりました。様々な形を持つ歯車たちは、多種多彩な個性を表し、飛行船というコミュニティの中で色々な個性が助け合い輝きながら、未来の夢へ羽ばたかせたい私の願いを込めました。私も自分の個性をより大好きにしたいです。



◆POSCA賞(5作品)


ティンくんさん作「個性は輝く」

〇作品に対する想い
 この作品は生まれ持ったカラフルな模様を持つキリンは他のキリンとは違うけれど、とても美しく輝かしい所を表現しました。
 人それぞれ違うことを認めあえる社会になればいいなと思いこの作品を描きました。




景虎さん作「水中スイカ」

〇作品に対する想い
 私は楽観主義な考えを持っています。
 朝起きてハッピーな1日が始まると確信しています。
 難病にかかり、大腸を摘出する大手術を経て障害者になり、20年近くやってきた美容師の仕事も辞め、少し不自由な生活ではありますが、朝起きれば色とりどりの景色が私を迎えてくれます。
 今年の夏も暑いですが、水の中でスイカでも食べて綺麗な熱帯魚に囲まれていたらすごいな、素敵だな、と思いイラストにしたくなりました。
 このイラストを観た方も朝起きてハッピーな1日をお過ごしになる事を願っております。




工房はんど Yukiさん作「生きる意味」

〇作品に対する想い
 お花を見るのも、描くのも好きです。朝焼けの空は過ぎ行く日々の中にある希望を込めました。光を受け、咲き誇る桜は、湖面の、そして心のゆらぎに負けずに意志を持って、しっかりと立つ自らへの勇気や、生きていく為の力強さ。そしてそれらを描く事で、時に不安定になる自分自身の心を保ち、生き続ける意志や意味となる。それらを表現しました。




shabnamさん作「a colorful dream」

〇作品に対する想い
every where in my city is fulled with excitement of the sounds of sea waves , ship horns , seabirds and the sound of rain . and I will follow my dreams with all my passion in this city .




つぐさん作「春のうた」

◯作品に対する想い
 発症をキッカケに心も体も重くなり、出来ないことが増えました。調子が整うまでに歳も重ね、多くの友人や仕事を失いました。
 今やっと焦らずに今の自分が出来ることをやっていこうと思えるようになりました。
以前のように素早く動けないからこそ得られるものがあること、今の私にも優しく寄り添ってくれる存在にも気づくことが出来ました。
 軽やかな春のメロディとともに歩き出した今の私を切り絵で表現してみました。



◆EMOTT賞(5作品)
 カミジョウミカさん作「カラフルな花 自分の手がスキ」
 彩美さん作「春に生まれ」
 モエミさん作「キャンバスは夢限大」
 広瀬まりなさん作「いろんな気持ち」
 工房はんど mizukiさん作「カラフルなえんぴつ」

◆uni賞(20作品)
 ラッコアラさん作「近所の建物と自分の手」
 NATSUKIさん作「花の中を泳ぐシャチ」
 NAMYさん作「自分らしさが輝く日まで」
 未知歌さん作「曲がってもだいじょうぶ」
 りょうたさん作「海のえび」
 如月虹さん作「伏虎」
 しまだ和花さん作「サーバルキャット」
 Lightさん作「楽しい世界」
 yuikoさん作「どんな瞬間も自分」
 sioさん作「夢の花」
 やまざきさん作「私を叫べ!」
 さくらゆきさん作「星降る夜」
 STELLAさん作「自然と共に」
 くろかわさん作「星の詩人」
 工房はんど tokiさん作「自分のいるところ」
 しょうきさん作「寿司・饂飩・鰻重」
 大石 勾さん作「紫陽花とカワセミ」
 中津英一さん作「私の絵」
 高樽和貴さん作「ひろしまのでんしゃ」
 日色いつかさん作「花をきみに」

作品の詳細は、パラリンアート公式サイトよりご確認いただけます。
最優秀賞、優秀賞の3つの作品は三菱鉛筆の社内での展示を予定しております。


◆イベントURL
https://paralymart.or.jp/archives/20780


【パラリンアート(一般社団法人 障がい者自立推進機構)について】
 障がい者のアート作品を企業・個人に提供し、作者報酬をお支払いする障がい者自立推進機構の活動です。社会参加できず、経済的にも苦しんでいる障がい者のサポートを主な目的とし、アートを通じた障がい者の社会参加と経済的自立を推進しています。アーティストの登録は無料となっており、2024年6月現在で約480名の方にご登録いただいております。
 パラリンアートは、障がい者の自立支援を推進するだけではなく、彼らが才能を発揮し、挑戦する場所を生み出し続けています。

■パラリンアートの取り組み



 パラリンアートの強みは、すでにスペシャルサポーターとして数多くのスポーツ選手や著名人にも賛同いただいているほか、プライム市場から中小企業まで、約370社のパートナー企業にて当取り組みが採用されている点です。パートナー企業は当取り組みを採用していただくことで、アートを飾るだけでなく、商品企画やイベント開催など、IR、PR、マーケティングにも活用することができます。今後は、当事業を通して企業のブランド価値向上や売り上げ増加等に貢献していくことで、持続的な「障がい者の積極的な社会参加、経済的自立」や「社会全体のSDGs推進」の仕組みの構築を目指します。




◆ホームページ:https://paralymart.or.jp/association/



<三菱鉛筆のプレスリリース一覧はこちら>
https://www.mpuni.co.jp/company/press/index.html

※ 商品に関するお問い合わせは「三菱鉛筆お客様相談室」でお受けしています。
フリーダイヤル 0120-321433

本件に関するお問合わせ先
〈報道関係 お問い合わせ先〉
三菱鉛筆株式会社 経営企画室 広報担当
TEL 03-3458-6222
FAX 03-3458-6217

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この企業の情報

組織名
三菱鉛筆株式会社
ホームページ
https:www.mpuni.co.jp
代表者
数原 滋彦
資本金
449,700 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒140-8537 東京都品川区東大井5-23-37
連絡先
03-3458-6221

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