学校法人追手門学院(大阪市中央区、理事長:田口順一)はこのたび、運営する追手門学院大学の特設サイト「OTEMON VIEW」に、「社会の困りごとを科学的に解決する『オペレーションズ・リサーチ(OR)』とは」と題する記事を掲載した。オペレーションズ・リサーチ(OR)は応用数学の一分野で、世の中の困りごとを数学で解決することから「問題解決学」とも呼ばれている。例として、電車の「乗り換え案内」ツールもORの知見が活用されたものであり、暮らしのさまざまな場面で活用されている。今回の記事では、同大理工学部(2025年4月開設)数理・データサイエンス学科に着任を予定している小畑経史教授が、その歴史や具体的な活用シーン、可能性について解説する。
ORとは、実世界の解決すべき多様な課題に対して、数学的・統計的モデル、アルゴリズムの利用などによって解決案を見つける科学的技法。作戦(Operation)と検証(Research)を意味し、1940年代、第二次世界大戦中のイギリスがそのルーツだとされる。軍事目的で行われてきた研究が、戦後は企業経営における問題などに活用されるようになった。
今回は、2025年4月に開設される理工学部数理・データサイエンス学科に着任予定で、OR研究を専門とする小畑経史教授が、豊かな暮らしを支えるORの歴史や具体的な活用シーン、可能性について解説する。記事の主なポイントは下記の通り。
【ポイント】
■オペレーションズ・リサーチ(OR)とは何か?
○軍事研究から始まったOR
○数理科学に基づき最適な選択肢を導き出す
■あいまいな人間の主観的判断を数値化
○判断基準の評価や、判断の最適化を考える
○ORの手法を身近に体験できるWebアプリを公開
■オペレーションズ・リサーチ(OR)の展望
○社会で期待されるORの活用シーン
○世の中の本質を見抜くOR教育の可能性
※記事本文は下記URLを参照。
https://newsmedia.otemon.ac.jp/3489/
■追手門学院大学 理工学部 特設サイト
https://nyushi.otemon.ac.jp/lp/science-engineering/
●「OTEMON VIEW」
学校法人追手門学院が大学公式ホームページに開設している特設サイト。「ニュースの面白さは、見方次第。」をコンセプトに、日々移り変わる世の中の出来事を同大の教員らが教育・研究成果などの専門的知見に基づいて読み解いた記事を掲載している。
URL:
https://newsmedia.otemon.ac.jp/
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