灯かりのいえなみ協定®が導入から20周年
灯かりのいえなみ協定®が導入から20周年
灯かりのいえなみ協定とは?
「灯かりのいえなみ協定」は、分譲住宅にお住まいの方々が協力して、夜間も外灯を灯し続けることを約束する取り組みです。分譲住宅の建物の外壁や外構に照明を設置し、明暗センサーによって自動点灯させることで、暗がりによる死角をなくすことによる防犯効果と、夜間の分譲地の良好な景観形成を主な目的としています。自動点灯する常夜灯は、住民の維持管理により、街並みを美しく照らし続けます。
①連続性のある美しい夜間景観の創出
②低コストかつ簡易な防犯対策
③住民間のコミュニティ形成「我が街」意識の醸成
■2023年:キッズデザイン賞2023を受賞
(※)足立区防犯設計タウン認定制度
足立区が制定した制度で、宅地開発事業地等一定規模以上の区域において防犯環境設計に取り組み、かつ当該区域に所属する全ての住宅が犯罪の防止に配慮した構造・設備を有しているなど、一定の犯罪対策の基準を満たしている区域を認定する制度です。
2004年全国的に土地区画整理事業が停滞する中、再開発の一環として住民が安心して暮らせる環境を整えるため、防犯性と景観性を両立する同協定を「パレットコート七光台」(千葉県野田市)で導入開始。住民間のルールとして、永続的な実現を可能にしました。この間、時代の変化に合わせ、①照明器具を白熱灯から蛍光灯、更にLEDに変更し、維持コストを削減。②直接光から間接光への転換による景観の向上。③自発的なコミュニティの形成を促進するため、住民主体のイベントを支援するコミュニティサポート制度「マチトモ!」の創設等を行い、これらの取り組みを通じて、住民の「我が街」意識を育むとともに、美しい夜間景観と安全性の向上を両立しています。
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【プロジェクト設計担当者:中央グリーン開発株式会社 設計部 顧問 橋本 伸一】