小田急電鉄の駅窓口で字幕表示システムCotopatⓇ が本格稼働、DX推進で多言語対応をはじめ窓口ご案内業務の質向上へ
箱根や江の島・鎌倉など、世界的な観光地を有する小田急沿線では、増加が続く訪日外国人旅行客へのコミュニケーションに課題を感じていました。新宿・小田原駅には、訪日客向けに多言語対応可能な駅係員が常駐する窓口を設けていますが、昨今ご利用数が増加している下北沢駅では、対応に苦慮していました。
CotopatⓇ は、音声をリアルタイムで認識し、双方の発話内容をそれぞれの言語でスクリーンに表示する字幕表示システムです。英語、中国語、韓国語など7種類※の言語に翻訳可能で、訪日客と駅係員のスムーズな会話を実現します。また、会話の翻訳に加え、事前に登録した駅構内マップや動画なども会話に応じてスクリーンに図解表示することができ、お問い合わせいただく内容に対しよりスピーディーで、より分かりやすいご案内が可能になります。さらに、スクリーンに表示される情報は、あわせて表示される二次元コードの読み取りにより、スマートフォンなどで情報を持ち出せ、お客様が後から確認することが可能です。
※設定により日本語から133種類の外国語への翻訳表示が可能です。
京セラは、CotopatⓇ を通して、さまざまな場面で起こる「意思疎通できない」という課題を解消し、円滑なコミュニケーションを提供することで、すべての人々が安心して暮らせる社会の実現に貢献してまいります。
■小田急電鉄 下北沢駅係員の声
観光案内所やホテルのコンシェルジュなどとは異なり、駅ではスピーディーかつ端的なご案内を求められるケースが多い中、CotopatⓇ は翻訳速度に優れ、駅で使用するご案内ツールとして非常に適したものだと感じています。また、駅係員の操作一つでスクリーンパネルに駅構内図や周辺地図、強調文字を表示することで、外国人のお客様へ分かりやすいご案内が可能となり、応対の時間が短くなるなど、効率化にもつながりました。今後も表示内容のブラッシュアップを進め、駅でのご案内がよりスムーズで快適になるよう、努めてまいります。
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